真宗大谷派(お東)の概要と通夜・葬儀・マナーを解説
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葬儀では普段耳慣れない言葉が多く、
独自の作法や意味を持つものもあります
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わかりやすくご紹介します
宗派の概要と通夜・葬儀
- 更新日:2022.04.28
- 宗派の概要と通夜・葬儀
真宗大谷派(お東)の概要と通夜・葬儀・マナーを解説
真宗大谷派(お東)について
宗名 | 真宗大谷派(浄土真宗・東本願寺) |
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本尊 | 阿弥陀如来 |
経典 | 浄土三部経 『仏説無量寿経』『仏説観無量寿経』『仏説阿弥陀経』 |
宗祖 | 親鸞聖人(1173~1262年) |
主著 | 『教行信証(顕浄土真実教行証文類)』 (「行巻」に『正信偈(正信念仏偈)』) |
本山 | 真宗本廟(東本願寺・京都烏丸七条) |
枕勤め(臨終勤行)について
枕勤め(枕経)とは、臨終に際し、亡き人と共にご家族が、お内仏(仏壇)のご本尊にお勤めをすることです。身近な方の死は、悲しみも非常に深く、不安になることも多いかと思われますが、私たちに「真実」に目覚めよと願い続けている、阿弥陀如来のはたらきに目覚める機縁となるお勤めです。
通夜について
通夜とは、ご遺族をはじめ故人さまとご縁のある方々が夜を通して、大切な亡き人を偲び、お互いに語り合い静かにご遺体を見守るということが本旨です。身近な人の「死」という事実を受け止め、我が身の「生」について深く考える場として、最後の夜を迎えることが大切な意義となります。
葬儀について
葬儀とは、亡き人との最後のお別れの儀式であると同時に、これまでお育ていただいたことに「感謝」の念を申し上げる場です。仏さまと成られた亡き人と改めて出遇い直す時、この私も「諸行無常」の身であることを知らされ、「死」と共にある「いのち」を教えられるのです。大切な亡き人をご縁として、その悲しみの中から、一人ひとりの存在の尊さや深さを見つめ直す「仏事」なのです。
法名について
葬儀にて寺院様が故人さまを仏様の弟子としてお送りする際にお渡しするお名前を指します。
生前の功績や趣味などを考慮してお考え致します。
焼香の作法
焼香する時は、まずご本尊の阿弥陀如来を仰ぎ見、軽く頭を下げてから、お香を香炉に「2撮(2回)」くべます。その後にお香の乱れを整え、合掌・念仏いたします。最後に、合掌を直り軽くご本尊に一礼いたします。お香をくべる時に、額のところに押しいただく必要はありません。
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