喪主のご挨拶例
お葬式の知識やマナー、宗派や喪主のこと、そして用語集など、
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この記事は
「イオンのお葬式」
が書いてます
葬儀では普段耳慣れない言葉が多く、
独自の作法や意味を持つものもあります
慌てないためにも、私たち「イオンのお葬式」が
わかりやすくご紹介します
初めての喪主の方へ
- 更新日:2019.03.08
- 初めての喪主の方へ
喪主のご挨拶例
喪主になった場合、様々な場面で挨拶を行うことになります。
この時、上手に話そう、立派な表現を使おうと思い過ぎず、故人さまのために参列された方への感謝の気持ちを込めて述べましょう。
挨拶時の注意事項
基本的には故人さまへの想いを自らの言葉で述べるのがいいのですが、中には注意点があります。
忌み言葉に気をつける
◆重ね言葉
不幸を繰り返さない、という意味で重ね言葉は避けた方がいいでしょう。
「例)重ね重ね、重々、ますます、再び」など
◆死に連結させる言葉
「例)死亡、存命中」など。この場合、死亡は「ご逝去」、存命中は「生前は」などのように言い換えます。
メモを見ても問題ありません
喪主挨拶ということでメモを見ずに挨拶しよう、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、大切なのは故人さま、参列者の方々にしっかりと感謝を述べることです。
メモを見ながら話すことは失礼にはなりません。
葬儀時の挨拶例
◆通夜式終了時の挨拶例文
親族を代表いたしまして、ひと言ご挨拶申し上げます。
私は、故人○○の長男○○でございます。
本日はお忙しい中、ご参列いただきまして誠にありがとうございました。
おかげをもちまして、滞りなく通夜を終えることができました。
故人も皆さま方にお越しいただき、さぞ喜んでいることと思います。
生前にいただきました故人へのご厚情に対しまして、心より感謝申し上げます。
なお、明日の葬儀・告別式は○時より執り行わせていただきますので、
何卒よろしくお願い申し上げます。
本日はありがとうございました。
◆告別式終了時の挨拶例文
遺族を代表いたしまして、皆さまにひとことご挨拶を申し上げます。
私は、故人○○の長男○○でございます。
本日は、お忙しいところを、○○の葬儀にご会葬くださいまして、誠にありがとうございます。
このように大勢の方々にお見送りいただきさぞかし故人も喜んでおることと存じます。
生前、故人に寄せられた皆さまのご厚情に対し、心より御礼申し上げます。
(人物紹介・エピソード)
残された私どもは未熟ではありますが、皆さま方には、今後とも故人の生前同様にお付き合いいただき、ご指導いただけますことをお願い申し上げます。
本日はありがとうございました。
※上記の例のように、挨拶と結びの間に故人さまのエピソードや人柄が織り込まれることが多いです。
葬儀後の挨拶例
◆寺院・僧侶
この度はご多用のところ、大変丁寧なお勤めを賜りまして、ありがとうございました。おかげさまで無事に葬儀を執り行うことができました。これは心ばかりの御布施でございます。どうぞお納めください。後日の法要の際は、あらためてご相談させていただきたく思っております。よろしくお願いいたします。
◆お世話になった町内の方々
先日は色々お手伝いいただき本当にありがとうございました。おかげさまで無事に葬儀一切を済ませる事ができました。車や人の出入りなどでご迷惑をおかけしたことと思います。本当に申し訳ありませんでした。これからも変わらぬお付き合いをどうぞよろしくお願いいたします。
◆故人さまの勤務先
この度はご多用中のところご会葬くださいましてありがとうございました。おかげさまで葬儀も滞りなく済ませる事ができました。生前は大変お世話になり、深く感謝いたしております。故人も皆さまにお別れをしていただき喜んでいることと思います。故人に代わりあらためて御礼申し上げます。
無理だと思ったら代理を立てる
本来は喪主本人があいさつするのが望ましいのですが、精神的負担が大きく、話すのが難しい場合や、喪主がまだ幼い場合など、代理の人を立てても問題ありません。
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