文字サイズ
  • 24時間
    365日
  • 携帯電話
    OK
  • 資料請求・相談無料

0120-635-014

MENU

CLOSE

御影石とは?特徴・価格・産地・大理石との違いを解説‐墓石・タイル

お葬式の知識やマナー、宗派や喪主のこと、そして用語集など、
知っておくべき情報をお届けします。ぜひご活用ください

この記事は
「イオンのお葬式」
が書いてます

葬儀では普段耳慣れない言葉が多く、
独自の作法や意味を持つものもあります
慌てないためにも、私たち「イオンのお葬式」が
わかりやすくご紹介します

初めての喪主の方へ

御影石とは?特徴・価格・産地・大理石との違いを解説‐墓石・タイル

御影石とは?特徴・価格・産地・大理石との違いを解説‐墓石・タイル

御影石とは、墓石や建築物のタイルなどに広く使われる石材です。
この記事では、御影石の基本的な特徴から、具体的な価格や産地による違い、そして混同されやすい大理石との違いについて詳しく解説します。

御影石とその耐久性や美しさを理解することで、墓石選びや建材としてのタイル選定に役立つ情報を提供します。
それぞれの用途に適した種類やメンテナンス方法まで、幅広く網羅しています。

 

御影石とは?硬くて丈夫な「花崗岩」のこと

御影石とは、岩石学でいう「花崗岩(かこうがん)」という火成岩の一種を指す石材としての呼び名です。
マグマが地下深くでゆっくりと冷え固まってできた天然石で、石英や長石、雲母などの鉱物で構成されています。
花崗岩と御影石は学術的か石材業界での呼称かの違いであり、意味するものは同じです。

かつて兵庫県の御影地区が質の良い花崗岩の産地であったことから、そこで採れる石が「御影石」と呼ばれ、やがて花崗岩全般の通称となりました。
その硬質で美しい見た目から、世界中で建築資材や墓石材として利用されています。
英語では「Granite(グラニット)」と呼ばれます。

 

御影石が持つ5つの特徴|メリット・デメリットを解説

御影石は多くの優れた特徴を持つ一方で、いくつかの注意点も存在します。
メリットとしては、非常に硬く耐久性が高いこと、水をほとんど吸わないこと、そして重厚で美しい見た目が挙げられます。
これらの特性について知ることは、墓石や建材を選ぶ際に重要です。

一方で、価格が比較的高価であることや、硬さゆえに加工が難しいといったデメリットもあります。
長期的な利用を考えた場合、劣化しにくい点は大きな効果をもたらします。

 

メリット1:硬度が高く、風化に強い優れた耐久性

御影石の最大のメリットは、その優れた耐久性です。
主成分である石英の硬度が非常に高いため、表面に傷がつきにくく、摩耗にも強いという特徴があります。
この高い強度は、多くの人が歩く公共施設の床や、建物の基礎部分に使用される理由の一つです。

また、酸性雨や紫外線による化学的な風化にも強く、屋外に設置される墓石や記念碑、外壁材としても長期間にわたって美観を保ちます。
熱にも強いため、キッチンのカウンタートップなど、高温になりやすい場所での使用にも適しています。

 

メリット2:吸水率が低く、水回りの使用にも適している

御影石は、構成する鉱物の結晶が緻密に組み合わさっているため、吸水率が非常に低いというメリットも持っています。
水分が内部に浸透しにくいため、水によるシミや変質、カビの発生といった劣化が起こりにくいです。

この性質は、キッチンカウンターや洗面台、浴室の壁や床といった水回りの建材として非常に有利に働きます。
天然石の中には水に弱い種類もありますが、御影石は水濡れを気にする必要が少なく、清潔な状態を保ちやすい石材と言えます。

 

メリット3:重厚感と高級感のある美しい見た目

御影石が持つ独特の見た目も大きな魅力です。
石英、長石、雲母といった複数の鉱物が結晶化してできており、それらが織りなす斑点模様は、一つとして同じものがない天然石ならではの風合いを生み出します。

表面を研磨することで深い光沢が現れ、重厚感と高級感を演出します。
産出される地域によって含有される鉱物の種類や比率が異なるため、白や黒、ピンク、緑など色のバリエーションも豊富です。
その美しい模様は、建築空間のデザイン性を高める要素として高く評価されています。

 

デメリット1:大理石など他の石材に比べて高価な傾向

御影石のデメリットとしてまず挙げられるのが、価格面です。
耐久性や美観に優れる反面、他の石材と比較して値段が高価になる傾向があります。
特に、庵治石などの国産ブランドや希少な模様を持つ種類の御影石の値段は、高額で取引されます。
墓石や建物の外壁など、広範囲に使用する場合は総費用が大きくなるため、予算との兼ね合いを考える必要があります。

ただし、近年では比較的安価な中国産なども多く流通しており、価格相場は幅広くなっています。

 

デメリット2:硬いため加工が難しく、デザインの自由度は低い

硬度が高いという特徴は加工の難しさというデメリットにもつながります。
非常に硬いため切断や研磨彫刻といった加工に手間と時間がかかりそれに伴って加工費用も高くなる場合があります。

大理石のように滑らかな曲線や繊細な彫刻を施すことは難しく直線的なデザインが中心となります。
墓石に家名などの文字を彫ることは一般的ですが複雑なレリーフや装飾を施したい場合には不向きです。
そのためデザインの自由度は他の石材に比べて低いと言えます。

 

【比較表】御影石と大理石の違いは?成分や用途をわかりやすく解説

御影石と大理石はどちらも高級石材として知られていますが、その性質は大きく異なります。
御影石はマグマが冷えて固まった火成岩で、主成分は石英や長石です。

一方、大理石は石灰岩が変成した変成岩で、主成分は炭酸カルシウムです。
この成分の違いから、御影石は酸に強く硬度が高いのに対し、大理石は酸に弱く比較的柔らかいという特徴があります。
比重に大きな差はありませんが、耐久性の面で御影石は屋外や床材に、加工しやすい大理石は屋内の壁や装飾、彫刻に適しています。

 

御影石の主な用途は?墓石から身近な建築物まで

御影石の用途は、その優れた耐久性と高級感のある見た目から多岐にわたります。
古くから墓石や城の石垣などに用いられてきた歴史があり、現在でもその伝統的な用途は健在です。

現代の建築分野ではなくてはならない建材の一つとなっており、住宅の内部から外構、さらには公共の建築物やモニュメントまで、私たちの身近な多くの場所でその姿を見ることができます。

 

用途1:お墓・墓石

御影石の最も代表的な用途が、お墓・墓石です。
屋外で長年にわたり風雨や直射日光にさらされる墓石には、極めて高い耐久性が求められます。

御影石は風化に強く、変色や変質が起こりにくいため、墓石の材料として最適です。
また、石材が持つ重厚感と格調高い雰囲気が、故人を偲ぶお墓にふさわしい荘厳さを与えます。
国産から外国産まで種類が豊富で、色や石目の違いから故人のイメージや家族の想いに合わせて選ぶことが可能です。
日本の墓の多くは、この御影石で作られています。

 

用途2:住宅の建材(キッチン、床、壁、玄関など)

住宅の建材としても御影石は人気があります。
特に、熱や傷に強く吸水率が低いという特性から、キッチンのカウンタートップ材として広く採用されています。
高級感のある美しい見た目は、リビングの床やアクセントとなる壁に使用することで、家全体のグレードを高めます。

また、耐久性が高いため、人の出入りが多く靴で歩く玄関のたたきや床にも適しています。
天然石ならではの落ち着いた風合いは、上質で安らぎのある住空間を演出します。

 

用途3:外構・エクステリア(敷石、タイルなど)

御影石は、その耐久性の高さから外構・エクステリアにも頻繁に利用されます。
玄関までのアプローチや駐車場の舗装に敷石として用いると、美しさと実用性を兼ね備えた空間が生まれます。

また、門柱や塀、建物の基礎部分にタイルとして貼ることで、住まいの外観に重厚感と風格を与えることが可能です。
特に屋外の床面に使う場合は、表面をザラザラとしたジェットバーナー仕上げにすることで滑り止め効果が高まり、雨の日でも安全な歩行を確保できます。

 

用途4:記念碑やモニュメント

御影石の風化しにくい性質は、後世に長く形を残す記念碑やモニュメントの素材としても最適です。公園や広場に設置される石碑や慰霊碑、芸術的なオブジェなど、様々な形で利用されています。

その堂々とした佇まいは、メッセージ性や象徴性を強く表現することができます。日本の有名な建築物である国会議事堂の中央塔より上部の外壁には、広島県倉橋島産の「桜みかげ」が使用されており、国の象徴としての威厳と重厚感を醸し出しています。

 

【産地・色別】御影石の主な種類と価格相場

御影石は、産出される国や地域、含有する鉱物の違いによって、多種多様な種類に分類されます。
それぞれの種類で色や石目模様、硬度などの物性が異なり、価格も大きく変動します。
国産の石材は高品質で高価なものが多く、海外産は比較的安価でバリエーションが豊富です。

ここでは代表的な御影石を産地や色の観点から紹介し、それぞれの特徴と価格の傾向を解説します。

 

国産の高級御影石|庵治石・大島石など

日本各地で採掘される国産の御影石は、きめ細かく美しい石目と優れた品質で世界的に評価されています。
特に香川県産の「庵治石」は、きめ細かな地肌に「斑(ふ)」と呼ばれる独特の模様が浮かぶ最高級品として知られます。

他にも、青みがかった石目が美しい愛媛県の「大島石」や、佐賀県産の「天山石」などが高級墓石材として有名です。
建築材では、茨城県で採れる「稲田石」(白)や「真壁石」(グレー)が古くから使われており、日本の建築文化を支えてきました。

 

海外(外国産)の御影石|インド産・中国産など

現在日本国内で流通している御影石の多くはインドや中国をはじめとする海外からの輸入品です。
インド産の御影石は硬質で吸水率が低く黒系や緑系赤系など色の種類が豊富なのが特徴で品質も安定しています。

一方中国産は採掘量が非常に多く様々な品質の石材が産出されます。
比較的安い価格帯のものが多く建築資材や墓石として幅広く利用されています。
その他スウェーデンや南アフリカブラジルなど世界各国に良質な御影石の産地が存在します。

 

色で選ぶ御影石|白・黒・グレー・ピンクなど

御影石は含有鉱物の種類と割合により、多彩な色を見せます。
最も一般的なのは白御影、黒御影、そして中間のグレー系の石です。
日本では古くから浪花白などが使われ、建築材では中国産のG603などが知られます。
黒御影は高級感があり、中国の山西黒や南アフリカのインパラブラックが有名です。
グレー系ではG654やルナパールが広く使われます。

その他、華やかな印象の桜御影(ピンク系)や赤、希少価値の高い青、緑、茶色系の石も存在します。
緑系ではノルウェー産のエメラルドパール、茶色系ではインド産のセントモンチークが代表的です。

 

仕上がりの印象が変わる!表面の加工方法と選び方

御影石は、採掘されたままの状態ではなく、表面に様々な加工を施して使用されます。
この仕上げの方法によって、見た目の光沢感や手触り、さらには滑りやすさといった機能性が大きく変わります。

同じ種類の石でも、仕上げが異なれば全く違う表情を見せるため、用途や設置場所、デザインのイメージに合わせて最適な加工方法を選ぶことが重要です。
代表的な仕上げには、光沢のあるものとマットな質感のものがあります。

 

本磨き仕上げ:ツヤがあり、屋内での使用におすすめ

本磨き仕上げは、砥石を使って石の表面を段階的に研磨し、鏡面のような強い光沢を出す最も代表的な加工法です。
この磨き仕上げにより、御影石が持つ本来の色や模様が最も鮮やかに引き出され、高級感あふれる仕上がりとなります。
そのため、キッチンカウンターやホテルのロビーの床や壁、墓石など、美観が重視される場所で広く採用されています。

表面が非常に滑らかになるため、水に濡れると滑りやすくなるという性質があり、屋外の床などでの使用は避けた方が賢明です。
光沢を少し抑えた水磨きという仕上げもあります。

 

ジェットバーナー仕上げ:凹凸があり滑りにくく、屋外の床に適している

ジェットバーナー仕上げは、御影石の表面を約2000度の高温の炎で瞬間的に熱し、その後急冷することで表面の鉱物を剥離させ、意図的に凹凸を作り出す加工法です。
表面はザラザラとした質感になり、光沢のないマットで自然な風合いに仕上がります。

この仕上げの最大の長所は、表面の凹凸によって滑り止め効果が非常に高くなる点です。
そのため、雨に濡れる可能性がある屋外の床面、例えば玄関アプローチや駐車スペース、公園の遊歩道などに最適です。

 

御影石をきれいに保つためのお手入れ方法

御影石は非常に丈夫な石材ですが、その美しさを長期間維持するためには適切なお手入れ、メンテナンスが欠かせません。
基本的には汚れがつきにくい素材ですが、間違った方法で掃除をすると、かえってシミや傷の原因になってしまうこともあります。

ここでは、日常的に行いたい基本的な掃除方法と、万が一頑固な汚れがついてしまった際の対処法について解説します。

 

普段のお手入れは基本的に水拭きだけで十分

御影石の普段のお手入れは非常に簡単です。
表面に付着したホコリや砂は、石の光沢を損なう原因になるため、まずは柔らかいほうきや乾いた布で優しく取り除きます。

その後、きれいな水を固く絞った柔らかい布やモップで拭き上げれば十分です。
洗剤を使う必要は基本的にありません。
特にワックス成分や油分を含む化学ぞうきんは、石の表面にある微細な孔を塞いでしまい、シミや変色の原因となる可能性があるため使用は避けてください。

 

シミや頑固な汚れが付いてしまった場合の対処法

醤油や油、ジュースなどをこぼしてしまった場合は、放置せずにすぐに拭き取ることが大切です。
時間が経つとシミとして定着し、除去が難しくなります。
水拭きで落ちない汚れには、水で薄めた中性の食器用洗剤を布に含ませ、固く絞ってから拭いてみてください。
その後、洗剤成分が残らないように必ず水拭きで仕上げます。

酸性やアルカリ性の強い洗剤、塩素系の漂白剤は、石の表面を溶かしたり変色させたりする恐れがあるため絶対に使用してはいけません。
金属からもらったサビなども、専用の薬剤が必要になるため、専門業者への相談を推奨します。

 

御影石に関するよくある質問

ここでは御影石について多くの方が抱く疑問点にお答えします。
御影石という名前の由来や、近年関心が高まっているDIYでの施工の可能性、そして伝統的な用途である墓石としてどのような種類が選ばれているのかなど、具体的な質問を取り上げ、それぞれ簡潔に解説していきます。

 

Q. 御影石という名前の由来は何ですか?

御影石という名前の由来は、兵庫県神戸市にある「御影」という地名です。
かつてこの地域から良質な花崗岩が採掘され、全国に出荷されていました。

その石材が「御影の石」として有名になったことから、いつしか花崗岩全般を指して「御影石」と呼ぶようになったと言われています。
現在、御影地区での採掘は行われていません。

 

Q. DIYで御影石のタイルを床に貼ることは可能ですか?

DIYで御影石タイルを床に貼ること自体は可能ですが、専門的な技術を要します。
御影石は非常に重く、硬いため加工が困難です。
300角(30cm×30cm)といった定型のサイズをそのまま敷き詰めるのであれば比較的挑戦しやすいですが、壁際などに合わせてカットするには専用の電動カッターが必要です。

下地作りや接着剤の選定も重要になるため、初心者には難易度の高い作業と言えます。

 

Q. 墓石として最も人気のある御影石の種類はどれですか?

墓石として人気があるのは、変質や変色が少なく、耐久性に優れたグレー系や黒系の御影石です。
国産では、きめ細かく上品な石目が特徴の愛媛県産「大島石」が、品質と見た目のバランスから全国的に高い評価を得ています。

海外産では、品質が安定しており供給量も豊富なインド産の黒御影などが、価格を抑えつつも高級感を出せるため人気があります。

 

まとめ

総じて、御影石は花崗岩という天然石であり、その最大の特徴は高い耐久性と低い吸水性にあります。
この堅牢な性質と、磨くことで現れる重厚で高級感のある見た目から、古くから墓石として、また現代ではキッチンの天板や床材、外壁タイルといった建築資材として幅広く利用されています。

産地は日本国内のほかインドや中国など世界中にあり、色や模様、価格帯も多岐にわたります。
表面の仕上げ方によっても表情を変え、用途に応じた選択が可能です。
適切な方法でお手入れをすれば、その美しさを永続的に保つことができます。

ちょっとした疑問やお悩みも多数
ご相談いただいております

早期申し込みがおトク!
「そなえ割」 年会費0円・入会費0円 最大割引60,000円(税別) 「そなえ割」 年会費0円・入会費0円 最大割引60,000円(税別)