香炉の選び方と使い方-仏具・お香の種類から手入れ方法まで解説
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- 新着 更新日:2026.01.20
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香炉の選び方と使い方-仏具・お香の種類から手入れ方法まで解説

お香の専門店では、日々の癒やしや仏事に使用する香炉・香皿を豊富に取り揃えています。
通販サイトでは人気ランキングからおすすめ商品を探せるほか、京都の老舗店が手掛ける高級な逸品から、日常使いに適した安い価格帯の製品まで幅広く見つけることが可能です。
実店舗を持たないオンラインの専門店ならではの品揃えで、伝統的なものからモダンなデザインまで、きっとお気に入りの一点が見つかります。
香炉の選び方|目的やデザインで最適な逸品を見つけよう
香炉とは、線香や香木を焚いて香りを楽しむための器のことです。
香炉と一言でいっても、その種類は多岐にわたります。
最適な逸品を見つけるためには、まず仏壇用かインテリア用かといった目的を明確にすることが大切です。
その上で、陶器や金属といった素材、伝統的な形状からモダンな形、サイズ感、さらには色や柄など、デザインの好みに合わせて選んでいくとよいでしょう。
ご自身の用途や空間に合った香炉を選ぶことで、より豊かな香りある時間を過ごせます。
【用途別】どのようなシーンで香炉を使いますか?
香炉の使い方は、主に3つのシーンに分けられます。
一つ目は、仏壇にお線香をお供えする仏具としての使い方です。
これは最も伝統的で、心を落ち着かせるための大切な役割を担います。
二つ目は、お部屋のインテリアとして香りを楽しむ使い方で、リラックスタイムや来客時のおもてなしに最適です。
デザイン性の高いおしゃれな香炉が空間を彩ります。
三つ目は、贈り物としての使い方です。
香りを楽しむ習慣のある方へ、お香とセットにして贈ると大変喜ばれるでしょう。
それぞれのシーンに合わせて、最適な香炉を選ぶことが大切です。
仏壇にお供えするための伝統的な香炉
仏壇にお供えする香炉は、ご先祖様や故人への供養の心を表す大切な仏具です。
その歴史は古く、仏教の伝来と共に日本に根付きました。
伝統的な香炉は、日本の和の空間に静かに溶け込む、落ち着いたデザインが特徴です。
素材には真鍮や青銅などの金属製や、厳かな雰囲気を持つ陶磁器製がよく用いられます。
日々手を合わせる仏壇の中心に置かれるものだからこそ、故人を偲び、心を込めて祈りを捧げられるような、品格のある香炉を選ぶことが求められます。
お部屋のインテリアとして楽しむおしゃれな香炉
近年、お香はリラクゼーションや空間の演出として楽しまれており、香炉もインテリアアイテムの一つとして注目されています。
モダンでシンプルなデザインの香炉は、洋室にも自然に馴染み、洗練された雰囲気を加えます。
また、異国情緒あふれる中華風のデザインや、作家物の一点ものの香炉は、空間のアクセントとして存在感を放ちます。
香炉から立ちのぼる繊細な匂いは、部屋の空気を浄化し、心地よい時間を作り出します。
お気に入りの香りとデザインで、自分だけのリラックス空間を演出できます。
大切な方への贈り物に最適なギフト向け香炉
香りの贈り物は、相手の暮らしに寄り添う素敵なギフトになります。
特に、デザイン性の高い香炉は、記憶に残る特別なプレゼントとして最適です。
お香や香木が付属したセット商品は、初心者の方でもすぐに香りの世界を楽しめるため、贈り物として大変人気があります。
上品な絵付けが施されたものや、縁起の良いモチーフをかたどったもの、記念品として金や銀の装飾が施された高級感のある香炉も喜ばれるでしょう。
相手の好みやライフスタイルを思い浮かべながら選ぶ時間は、贈る側にとっても楽しいひとときです。
【種類・素材別】デザインや機能性から選ぶ
香炉を選ぶ際には、どのような素材で作られているかという点も重要な選択基準になります。
素材によって見た目の印象や質感が大きく異なるだけでなく、熱の伝わり方や手入れのしやすさといった機能性にも違いが生まれます。
例えば、温かみのある陶器製、重厚感のある金属製など、それぞれの素材が持つ特性を理解することで、より自分の理想に近い香炉を見つけられます。
安全にお香をたくためにも、蓋の有無や形状といったデザインと合わせて、素材ごとの特徴を比較検討することが大切です。
温かみのある風合いが魅力の陶器製香炉
土や石を原料とする陶器製の香炉は、手仕事ならではの温かみのある風合いが最大の魅力です。
日本各地には優れた焼き物の産地があり、華やかな色絵が特徴の九谷焼や、京焼・清水焼の繊細な絵付け、瀬戸焼の素朴な味わいなど、多種多様な表情を楽しめます。
透き通るような青が美しい青磁や、気品あふれる白磁の香炉は、どのような空間にも調和します。
一つひとつ職人の手によって作られた陶器の香炉は、使うほどに愛着が湧き、日々の暮らしに安らぎを与えてくれるでしょう。
重厚感と高級感を演出する金属製(銅・真鍮)香炉
銅や真鍮といった金属で作られた香炉は、ずっしりとした重厚感と格調高い雰囲気が特徴です。
特に、伝統工芸品として名高い高岡銅器の香炉は、精緻な彫刻や美しい象嵌が施され、美術品のような風格を漂わせます。
金属ならではの光沢は高級感を演出し、仏壇や床の間を荘厳な空間へと引き立てます。
使い込むほどに色合いが深まり、独特の風合いが増していく経年変化も、真鍮などの金属製香炉ならではの楽しみ方の一つです。
永く受け継いでいける逸品として、特別な価値を持ちます。
安全性が高く安心して使える蓋付き・横置きタイプの香炉
小さなお子様やペットがいるご家庭では、香炉の安全性が特に気になるところです。
蓋付きの香炉は、火のついた線香やお香に直接触れるのを防ぎ、灰が風で舞い上がるのを抑える効果があります。
また、立ちのぼる煙の量を穏やかに調整する役割も果たします。
横置きタイプの香炉は、線香を寝かせて使うため倒れる心配がなく、最後まで燃え尽きるので安心です。
火事の心配を減らし、安全に香りを楽しみたい方にとって、これらの機能性を備えた香炉は非常に有用な選択肢となります。
火を使わずに香りを楽しめる電子香炉
火災の心配がなく煙も出ないため、より安全かつクリーンに香りを楽しみたい方には電子香炉(電気香炉)が適しています。
コンセントに繋いで電気の熱で香木や練香を温める仕組みなので、火を使う必要が一切ありません。
温度調節機能が付いているモデルも多く、香材の種類に合わせて最適な温度に設定することで、香りを繊細に引き出すことが可能です。
就寝前や換気がしにくい場所でも安心して使える手軽さから、現代のライフスタイルに合った新しい香りの楽しみ方として人気が高まっています。
【宗派別】仏具として選ぶ際の注意点
仏壇に供える香炉を仏具として選ぶ場合、ご自身の宗派の作法に合ったものを選ぶ必要があります。
宗派によって推奨される香炉の形や色、大きさが異なることがあるためです。
例えば、線香を立てる「前香炉」の他に、お焼香の際に香炭を入れる「土香炉」を用いる宗派もあります。
また、線香の立て方や本数も宗派ごとに違いが見られます。
購入後に作法が違うことに気づくことのないよう、事前に菩提寺に確認するか、仏具の専門店に相談することをおすすめします。
浄土真宗で主に使用される土香炉(玉香炉)
浄土真宗では、主に「土香炉」またはその形状から「玉香炉」と呼ばれる香炉が用いられます。
この香炉の最も大きな特徴は、透かし彫りが施された蓋が付いている点です。
一般的に、浄土真宗では線香を立てず、適当な長さに折って火をつけ、香炉の中に寝かせてお供えします。
土香炉は、この作法に適した形状をしています。
主にお焼香の際に使用されることが多く、仏前を荘厳に飾るための重要な仏具とされています。
宗派ごとの線香の立て方(本数や向き)の違い
仏壇にお供えする線香の本数や立て方は、宗派によって異なります。
例えば、天台宗や真言宗では3本、曹洞宗や臨済宗では1本を香炉の中央に立てるのが一般的です。
一方で、浄土真宗では線香を立てずに、1本を数本に折って火をつけ、香炉の中に横に寝かせます。
日蓮宗では1本または3本を立てるなど、同じ宗派内でも地域や寺院によって考え方が異なる場合もあります。
どの作法が正しいか迷った際は、ご自身の家の宗派の慣習を確認することが最も確実です。
通販で人気!おすすめの香炉・香皿カテゴリ
通販サイトでは、様々なニーズに応える多種多様な香炉が人気を集めています。
例えば、有田焼の美しい絵柄が特徴の「麗香炉」シリーズや、機能美を追求した「香炉う」といったブランドが注目されています。
また、スティック型のお香を手軽に楽しめる筒型の香立て「こづつ」のような、モダンなデザインのアイテムも人気です。
ここでは、初心者向けのおしゃれなものから、デザイン豊富な仏壇用、安全性の高い横置きタイプまで、通販で特に人気の高いおすすめのカテゴリを紹介します。
初心者にもおすすめ|おしゃれなデザイン香炉S
これからお香を始めてみたいという初心者の方には、場所を取らない小さいサイズのおしゃれなデザイン香炉がおすすめです。
コンパクトなため、玄関や寝室、書斎など、好きな場所に気軽に置くことができます。
インテリアに馴染みやすい白や黒、茶といったベーシックな色のほか、アクセントになる紫や緑など、カラーバリエーションも豊富です。
まずはシンプルなデザインの香炉から取り入れて、香りのある暮らしを手軽に始めてみてはいかがでしょうか。
手軽にお香を始められる「香皿・香立て」
香炉よりもさらに手軽にお香を楽しみたい場合には、香皿と香立てのセットが便利です。
スティックタイプのお香を香立てに挿し、灰を受けるための皿の上で使用します。
コーンタイプのお香であれば、香立てなしで直接、不燃性の香皿の上で焚くことが可能です。
ガラス製や陶器製など素材も様々で、デザイン性の高い製品が数多く販売されています。
小さなスペースで香りを楽しめるため、デスク周りや旅先など、幅広いシーンで活躍します。
豊富なデザインから選べる「仏壇用香炉」
近年の仏壇用香炉は、伝統的なデザインに加え、非常に多彩な絵柄から選べるようになっています。
故人が好きだった花や鳥、愛らしい姿のうさぎやふくろう、ねこといった動物たちの柄は、手を合わせる人の心を和ませてくれます。
その他にも、千鳥や雪といった自然の風景、あるいは「夢」や「野」といった抽象的なテーマをモチーフにしたものまで様々です。
故人を偲ぶ気持ちに寄り添う、温かみのあるデザインの香炉が人気を集めています。
灰が飛び散らず安全な「横置き香炉」
線香を寝かせて使う横置き香炉は、安全性と使いやすさから注目されているアイテムです。
細長い形状で蓋が付いているため、燃えている途中で線香が倒れる心配がなく、灰が外に飛び散ることもありません。
香炉の内部には不燃性のカーボンフェルトなどのマットが敷かれており、線香を最後まで安全に燃焼させることができます。
蓋をすることで、火の元が直接見えないため、小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心して使用できる点が大きなメリットです。
香炉と一緒に揃えたい「香炉灰・お手入れ用品」
香炉を使い始めるにあたり、忘れてはならないのが香炉灰です。
この灰は、線香を安定して立てるための土台となり、香炉本体を熱から守る重要な役割を担います。
定期的に線香の燃え残りを取り除き、灰を柔らかく保つことで、線香が最後まで燃えやすくなります。
香炉の灰をきれいに保つための専用のふるいやクリーナーといったお手入れ用品も揃えておくと、香炉を常に良い状態で長く使い続けることができます。
香炉の基本的な使い方と作法
香炉の使い方は、単に線香を立てるだけではありません。
古くから伝わる香りの楽しみ方として、間接的に熱を加えて香木や練香の香りを引き出す「空薫(そらだき)」や、香りを鑑賞する芸道である「聞香(もんこう)」があります。
これらの作法では、香炉灰の上に熱した炭を置き、その熱で香りを立てます。
香道は茶道とも通じる精神性を持ち、五感を研ぎ澄ませて香りを聞き分ける奥深い世界です。
こうした多様な使い方を知ることで、お香の楽しみはさらに広がります。
香炉灰を正しく準備する手順
香炉を正しく使うためには、まず香炉灰を適切に準備することが大切です。
香炉の八分目あたりまで灰を静かに入れた後、箸やさじなどで軽くかき混ぜ、空気を含ませてふっくらとさせます。
こうすることで、線香が根元までスムーズに燃焼し、途中で消えにくくなります。
線香を立てる際は、灰の表面をならしてから、まっすぐに挿します。
この最初の手順が、香炉の使い方の基本となります。
定期的に燃え残りを取り除き、灰が固まらないように手入れをすることも重要です。
線香は立てる?寝かせる?宗派による作法の違い
線香の供え方には、宗派によって明確な違いがあります。
多くの宗派では、香炉の灰に線香を1本から3本、まっすぐに立てるのが一般的です。
これは、香煙を通じて仏様やご先祖様と心を通わせるという意味合いが込められています。
一方で、浄土真宗では線香を立てず、適当な長さに折り、火をつけた側を左にして香炉の中に寝かせます。
これは、阿弥陀如来の浄土が香りに満ちていることから、香りを常に絶やさないという意味を表しているとされます。
作法に迷った場合は、所属する寺院に確認するのがよいでしょう。
香炉をきれいに長持ちさせるお手入れ方法
香炉は日々の使用で線香の燃え残りや灰、ヤニなどで汚れていきます。
大切な香炉を美しく保ち、長く愛用するためには、定期的なお手入れが欠かせません。
お手入れの基本は、香炉灰をきれいにすることと、香炉本体の汚れを落とすことです。
材質によって適切な掃除方法が異なるため、香炉を傷めないように注意しながら作業を行う必要があります。
正しい方法で手入れをすることで、いつでも気持ちよくお香を焚くことができます。
固まった香炉灰をふっくらさせる掃除の仕方
線香を繰り返し焚いていると、燃え残った芯やヤニで香炉の灰が固くなってしまいます。
固まった灰は線香が立てにくくなる原因となるため、定期的な掃除が必要です。
まず、新聞紙などの上に香炉の灰をすべて取り出します。
次に、専用の灰ふるいや網目の細かい茶こしなどを使って、燃え残りやゴミを丁寧に取り除きます。
きれいにした灰を香炉に戻し、箸などで底からよくかき混ぜて空気を含ませると、新品のようなふっくらとした状態に戻ります。
香炉本体の材質に合わせた汚れの落とし方
香炉本体のお手入れは、その材質に適した方法で行います。
陶磁器製の香炉は、水洗いも可能ですが、金彩などが施されている場合は剥がれないように注意が必要です。
柔らかい布やスポンジで優しく洗い、洗浄後はしっかりと乾燥させます。
真鍮や銅などの金属製の香炉は、水気を嫌うため乾いた布で拭くのが基本です。
くすみが気になる場合は、それぞれの金属専用の磨き剤を使うと輝きが戻ります。
木製の香炉も水拭きは避け、乾拭きで汚れを落とすようにします。
香炉に関するよくある質問
香炉を初めて使う方や、使い方に疑問を持っている方から寄せられる質問は様々です。
例えば、「なぜ香炉に灰を入れなければならないのか」「線香は立てるのが正しいのか、それとも寝かせるべきなのか」といった作法に関するものが多く見られます。
また、専用の香炉灰の代わりに使えるものがあるかなど、より手軽な使い方に関する質問もあります。
ここでは、そうした香炉に関するよくある質問に対して、簡潔に分かりやすく回答します。
香炉の灰はなぜ必要なのでしょうか?
香炉の灰は、線香を安全に燃焼させるための土台として不可欠です。
灰があることで線香をまっすぐ安定して立てられ、倒れるのを防ぎます。
また、灰は断熱材の役割も果たし、燃焼時の熱が香炉本体に直接伝わって傷めるのを防ぎます。
ろうそくから移した火が最後まで消えることなく、安全に線香を焚き続けるために灰は必ず必要になります。
線香を立てるのと寝かせるのでは、どちらが正式ですか?
どちらが正式な作法かは、所属する宗派によって異なります。
浄土真宗では線香を適当な長さに折って寝かせるのが正式ですが、天台宗、真言宗、禅宗、日蓮宗など他の多くの宗派では立てるのが一般的です。
もし線香が途中で消える場合は、灰が固まっているサインなので手入れが必要です。
地域の慣習による違いもあるため、菩提寺に確認するのが最も確実です。
香炉灰の代わりとして使えるものはありますか?
香炉灰の代用品として、珪藻土の粉やパワーストーンのさざれ石などが使われることがあります。ただし、素材によっては耐熱性や安全性が保証されていないため、使用の際は注意が必要です。
特に、園芸用の砂や一部のガラスビーズなど、香炉灰として販売されていないものは、熱で変質したり割れたりする危険性があるため推奨されません。安全にお香を楽しむためには、専用の香炉灰、または香炉灰として販売されている代用品を使用してください。
まとめ
香炉は、仏壇にお供えする仏具としての役割だけでなく、インテリアとして空間を演出し、香りによる癒やしをもたらすアイテムとしても広く用いられています。
選ぶ際には、まず仏事用か日常用かという用途を明確にし、次に陶器や金属といった素材、好みのデザイン、そして宗派による違いなどを考慮することが重要です。
通販サイトなどを活用すれば、多種多様な製品の中から自分の目的に合った逸品を見つけることが可能です。
正しい使い方と定期的なお手入れを心掛けることで、香炉を長く大切に使い続け、豊かな香りのある生活を送ることができます。
ちょっとした疑問やお悩みも多数
ご相談いただいております
