葬儀にかかる時間はどのくらい?日程や流れについて解説
お葬式の知識やマナー、宗派や喪主のこと、そして用語集など、
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「イオンのお葬式」
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葬儀では普段耳慣れない言葉が多く、
独自の作法や意味を持つものもあります
慌てないためにも、私たち「イオンのお葬式」が
わかりやすくご紹介します
お葬式の知識・マナー
- 更新日:2022.04.18
- お葬式の知識・マナー
葬儀にかかる時間はどのくらい?日程や流れについて解説
葬儀日程について
日程の決め方
火葬式(直葬)一日葬の場合
ご臨終から24時間経過しないと火葬できない法律があります。故人さまをご自宅から安置場にご安置する時間やお別れの時間を含めると、最短でも2日必要です。関係者にはそちらを考慮した上で日程や参列者数をお知らせするようにしましょう。
家族葬・一般葬(通夜・告別式)の場合
一般的には、納棺を行い、弔問を受けての通夜を行い、翌日に葬儀・告別式を行います。お葬式の会場を決めて通夜・葬儀の日取りを決めても、火葬場の空き状況によって希望の日取りで予約できない場合があります。地域や時期によっては、火葬の予約が取りにくいこともあるので、火葬の空き状況は早めに確認するようにしましょう。
また、僧侶をお呼びする際は、僧侶の予定と日取りを合わせることになります。
葬儀の日取り
葬儀日程を決める上での注意点として火葬場の休館日があります。「友引」の日は「友を凶事に引く」という意味に使われることがあり、この日に葬儀を執り行うと友達を一緒に連れて行ってしまうといわれているため、友引の日に葬儀を執り行うことを避ける方が多いです。そのため友引を休館日にしている火葬場が多くあります。また、火葬場によって正月三が日は休館日になることがあります。この場合、年末年始に葬儀を行う場合は、三が日が明けてから執り行われます。
葬儀の時間について
通夜や告別式が行われる時間帯や、開始時間についてご紹介いたします。一般的な通夜・告別式にどのくらい時間がかかるのかご参考にしてください。こちらでは、一般的な事例としてのスケジュールをご紹介します。
通夜(仏式の例)
時間 | 式次第 | 内容 |
---|---|---|
17:00 | 親族集合 | 遠方からの参列者がいる場合は、30分前から待合室が使用できることをお伝えください。 |
17:30 | ご遺族・親族 式場入場 |
お通夜が始まる時間にあわせて集合してください。 |
17:55 | お寺さま ご入場 |
読経のためお寺さまをお呼びしていた場合 |
18:00 | お通夜開式 | 司会がお通夜の開式を宣言します。 |
18:10 | 喪主・遺族 焼香 |
喪主から順に焼香を開始します。 |
18:25 | 弔問者焼香 | 人数により時間が変動します。 |
18:45 | お寺さま退場 | ご法話をいただける場合があります。 |
19:00 | お通夜閉式 | 司会者が閉会を宣言します。 |
19:05 | 通夜振る舞い | 通夜振る舞いをする場合は会食室などに移動します。 |
20:00 | 解散 | 通夜振る舞いは通常1〜2時間ほどで解散となります。 |
告別式(仏式の例)
時間 | 式次第 | 内容 |
---|---|---|
9:00 | 親族集合 | 遠方からの参列者がいる場合は、30分前から待合室が使用できることをお伝えください。 |
9:30 | ご遺族・親族 式場入場 |
告別式が始まる時間にあわせて集合してください。 |
9:55 | お寺さま ご入場 |
読経(引導)のためお寺さまをお呼びしていた場合 |
10:00 | 告別式開式 | 司会が告別式の開式を宣言します。 |
10:10 | 喪主・遺族 焼香 |
喪主から順に焼香を開始します。 |
10:20 | 会葬者焼香 | 人数により時間が変動します。 |
10:40 | 告別式閉式 | 一旦司会者が閉会を宣言します。 |
10:45 | 出棺準備 お別れの儀式 |
故人さまと最期のお別れとなります。お花や、故人さま愛用の品などをお棺に入れます。 |
10:50 | 出棺挨拶 | 喪主より会葬者の方々への挨拶 |
11:00 | 火葬場へ出発 | 離れた火葬場の場合は車などの交通手段を用意しておきましょう。 |
11:20 | 荼毘(火葬) | 故人さまを荼毘にふします。 |
12:00 | 収骨 | ご遺骨を骨壷に収めます。 |
初七日法要について
亡くなられた日から七日目に行う初七日法要は、現在は当日一緒に行う地域が多いようです。関東では、告別式で行う式中初七日法要、関西では、火葬後に行う初七日法要が一般的です。
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