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喪主がやること完全ガイド!葬儀前後の流れをまとめてチェック

お葬式の知識やマナー、宗派や喪主のこと、そして用語集など、
知っておくべき情報をお届けします。ぜひご活用ください

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「イオンのお葬式」
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葬儀では普段耳慣れない言葉が多く、
独自の作法や意味を持つものもあります
慌てないためにも、私たち「イオンのお葬式」が
わかりやすくご紹介します

お葬式の知識・マナー

喪主がやること完全ガイド!葬儀前後の流れをまとめてチェック

喪主がやること完全ガイド!葬儀前後の流れをまとめてチェック

突然の訃報で喪主を務めることになった際、「何から始めればよいのか」「どんな手続きが必要なのか」と不安に感じる方は多いでしょう。喪主には葬儀の準備から当日の進行、葬儀後の手続きまで多くの役割が求められるため、事前の準備が大切です。

そこで本記事では初めて喪主を務める方でも安心して対応できるよう、喪主がやることを時系列に沿って詳しく解説します。いざという時の不安を軽減するために、ぜひ一度、喪主の流れを確認しておきましょう。

 

 

喪主がやることの基本

喪主は葬儀全体を取り仕切る遺族の代表です。葬儀の規模や進め方、費用の管理など、重要な決定や調整を担うため、事前の準備が肝心です。ここでは、喪主が果たすべき基本的な役割について解説していきます。

 

葬儀全体の方針決定

喪主になったら、まずは葬儀をどのように行うか方針を決めていきます。もちろん、一人で決めるのは難しいため、親族や葬儀社と相談しながら進めていきましょう。

葬儀は日数や参列者数によってさまざまなプランが用意されており、一般葬、家族葬、直葬といった形式から選択するのが一般的です。葬儀全体の方針が早めに固まると、その後の流れもスムーズに進みやすくなります。

 

葬儀費用の管理

葬儀にかかる費用は数十万円から百万円を超える場合もあり、高額な出費となります。そのため、喪主は葬儀社の見積もりを確認し、費用の内訳を把握しておくことが大切です。

香典の受け取りや香典返しも喪主の仕事になりますので、支出と収入のバランスを考えて管理する必要があります。親族や葬儀社と相談しつつ慎重に進めていきましょう。

 

遺族の代表者としてのやり取り

喪主は遺族を代表して、葬儀社や僧侶、参列者とのやり取りを行います。挨拶・連絡・調整など、関係各所との窓口になるのも喪主の役割です。

親族の意見をまとめて葬儀社に伝えたり、参列者に遺族を代表して感謝の言葉を述べたりする場面もあるでしょう。丁寧に心を込めて対応することが、円滑な葬儀の進行に繋がります。

 

葬儀前に喪主がやること

葬儀が始まる前から、喪主には多くの役割があります。葬儀社への連絡やご遺体の搬送、死亡診断書の受け取りなどは、特に迅速な対応が求められます。

これらの務めを焦らず着実に進めるために、葬儀前に喪主が行うべきことの流れを具体的に確認していきます。

 

葬儀社への連絡

逝去の知らせを受けたら、まず葬儀社に連絡する必要があります。病院や施設で亡くなられた場合は医師から臨終の確認を受けた後に、搬送を依頼する流れとなるでしょう。

葬儀社への連絡が早ければその後の対応もスムーズに行えますので、可能であれば事前に葬儀社の目星もつけておけると安心です。

 

死亡診断書の受け取り

死亡診断書は、火葬や埋葬に必要となる大切な書類です。通常は医師から受け取り、役所に提出する死亡届としても使用します。原本は返却されないため、役所へ提出する前に必ずコピーを取りましょう。ただし、そのコピーはあくまで控えであり、銀行での相続手続きなど重要な場面では通用しません。そうした手続きでは、後日取得する『戸籍謄本(除籍謄本)』や『死亡届記載事項証明書』といった公的な証明書が必要になることを覚えておきましょう。

 

ご遺体の搬送・安置

喪主は、ご遺体の自宅や安置施設への搬送も担います。葬儀社の指示のもと、適切な環境で安置を行いましょう。

安置先では僧侶による枕経を行う場合もあるため、菩提寺がある場合は、僧侶にも早い段階で訃報を伝えることが大切です。

 

葬儀社との打ち合わせ

葬儀社との打ち合わせでは、葬儀の形式や会場、日程などを具体的に決めていきます。この際、不安や不明点があれば、些細なことでもその場で相談することが重要です。親族の意見もまとめながら、遺族の代表として葬儀社との調整を進めていきましょう。

 

訃報を伝える

親族や親しい友人、勤務先などへ訃報を伝えるのも喪主の役割です。まずは電話やメールなどで速やかに連絡し、葬儀の日程や形式が決まった折には、改めて案内を行いましょう。

記載内容については葬儀社がサポートしてくれる場合も多いので、連絡に悩むようであれば迷わず相談することをおすすめします。

 

葬儀の準備

必要な品物の準備などを、葬儀社と協力しながら進めていきます。喪服や袱紗、お布施袋といった物品に加え、式場で展示したい写真や棺に納めたい遺品などの準備もしておきましょう。

また、喪主は通夜や告別式で遺族代表の挨拶を行います。挨拶を行うタイミングを葬儀社に確認し、スピーチ内容やメモの準備をしておくと良いでしょう。

 

お通夜に喪主がやること

お通夜は、葬儀・告別式に先立ち、多くの参列者が故人と最後のお別れをする場です。喪主は遺族を代表して、僧侶や参列者への挨拶を行いながら全体を取り仕切ります。ここでは、お通夜で喪主が行うべき役割を整理していきましょう。

 

葬儀社・会場担当者との打ち合わせ

お通夜当日、会場の進行や受付の流れなどを葬儀社や会場担当者と確認します。焼香の順番や読経の流れ、喪主の立ち位置といった細かな部分の打ち合わせを行い、疑問点を解消しておきましょう。

 

僧侶への挨拶・お布施

僧侶が到着されたら、簡単な挨拶とともにお布施をお渡ししましょう。お布施のタイミングについては、読経が始まる前にお布施を渡す場合もあるため、事前に葬儀社へ確認しておくと安心です。

 

参列者への挨拶

参列者への挨拶も、喪主の大切な役割です。夜間に行われる通夜では、家庭や仕事など様々な事情がある中で参列する方も少なくありません。故人のために参列してくれた方々に、丁寧に感謝の気持ちを伝えることが大切です。

 

遺族代表の挨拶

お通夜の読経や焼香が終わった後には、遺族を代表して喪主が挨拶を行うのが一般的です。

参列へのお礼と故人との関係に触れつつ、簡潔に感謝の言葉を述べましょう。長く話す必要はなく、1~3分程度を目途に、心を込めて伝えることが重要です。

 

葬儀・告別式に喪主がやること

葬儀・告別式は故人を見送るための重要な儀式です。喪主は遺族を代表し、各所との調整役を務めつつ、式全体を円滑に進める役割を担います。ここでは、葬儀・告別式で喪主が行うべき主な役割を解説していきます。

 

関係各所への挨拶・流れの確認

喪主は葬儀社や参列者、僧侶との挨拶をかわし、改めて式全体の進行を確認します。参列者への挨拶は喪主が務めるべき特に重要な役割ですので、丁寧に心を込めて対応しましょう。

想定よりも時間がかかることがありますので、葬儀が開始される1~2時間ほど前に会場に到着しておくと安心です。

 

遺族代表の挨拶

通夜と同様に遺族代表の挨拶を行います。タイミングは式によって異なりますが、告別式の最後、火葬場への出棺時、精進落としの席などが代表的なタイミングとして挙げられるでしょう。

 

遺骨・仮位牌の安置

火葬場では、故人のご遺骨を遺族が骨壺に収める、お骨上げを行います。この骨壺を持ち帰り、自宅で大切に安置するのも喪主の役割です。

また、葬儀で使用した仮位牌についても同様に、喪主が持ち帰って安置します。これらは四十九日法要まで安置するのが一般的で、四十九日法要では骨壺はお墓に納骨、仮位牌は本位牌への切り替えを行います。

 

葬儀後に喪主がやること

葬儀が終わったあとも、喪主には多くの役割があります。葬儀費用の精算や香典返し、法要や納骨の準備、さらには相続の手続きまで幅広く対応します。ここでは、葬儀後に喪主が行うべきことを整理して解説していきましょう。

 

葬儀費用の清算

葬儀が終わったら、まずは葬儀費用の清算を行います。葬儀社から受け取った請求書をもとに清算し、内容に不明点があれば必ず確認しましょう。

また、相続をする際、葬儀にかかった費用は相続財産から控除できます。これによって相続税が安くなるメリットがあるので、清算の際の領収書は必ず保管しておきましょう。

 

参列者へのお礼

葬儀後、参列者へのお礼を伝えるのも喪主の役割です。直接訪問して伝える、電話で伝える、会葬礼状を発送するといった方法でお礼を伝えるのが良いでしょう。

 

各種事務手続き

死亡届の提出に加え、年金や健康保険、生命保険の手続きなども必要になります。役所や金融機関など複数の窓口に出向くことになるため、親族で協力しながら進めていくことになるでしょう。

喪主はその中心となってできる限り現場に赴き、それが難しい時には情報共有を欠かさずに行うようにしましょう。

 

四十九日法要の準備

仏教では故人が亡くなってから四十九日までが重要な期間とされており、その節目として行うのが四十九日法要です。

僧侶による読経や焼香、納骨式などを執り行い、遺族は普段の生活へ戻っていきます。

葬儀と同様、僧侶や会場、会食の手配を喪主が中心となって進めましょう。

 

仏壇・仏具の準備

四十九日法要では仮位牌から本位牌に移行するための儀式が行われます。そのため、この時期までに仏具店などで文字を入れた本位牌を用意しておきましょう。

注文から到着まで一定の期間を要するため、四十九日法要の2週間ほど前には用意できるよう、早めに準備を進めることをおすすめします。位牌を祀るための仏壇がない場合は、このタイミングであわせて準備を進めましょう。

 

納骨の準備

四十九日法要の後、ご遺骨の納骨を行うのが通例です。その際、事前に納骨先や供養の方法を親族間で話し合って決める必要があります。納得のいく選択ができるよう、喪主が率先して話し合いを進めていきましょう。

 

香典返しの準備

葬儀において香典をいただいた方には、返礼品を用意しましょう。通常は四十九日法要が終了するタイミングで香典返しが届くように調整します。香典返しは、いただいた香典の1/3から半額程度の品物を選ぶのが一般的な目安とされています

 

遺品整理

故人の遺品を整理する遺品整理を行うのも遺族の務めです。遺品は相続の対象となるものもあるため、親族間のトラブル防止のためにも丁寧に進める必要があります。

遺品整理は親族間で協力して進めていくものですが、喪主が中心となって連絡や情報共有などを行っていきましょう。

 

相続関連の手続き

葬儀後には、相続に関する手続きも始まります。相続税の申告は故人が亡くなったことを知った日から10ヶ月以内と定められており、早めに取り掛かることが重要です。

遺言書の確認や遺産分割協議、不動産や預金の名義変更など、専門家の助けが必要な場合もあるでしょう。喪主が葬儀社と連携しつつ、着実に手続きを進めていきましょう。

 

喪主に不安を感じたら気軽に葬儀社への相談を

今回は、喪主が葬儀の前後で行うべきことについて解説しました。葬儀の方針決定や費用の管理といった基本的な役割から、葬儀前後の準備、法要や相続に関わる事務まで、喪主の役割は多岐にわたります。

精神的にも負担を感じる中で短期間に多くの判断を迫られるため、事前の理解と準備が喪主を務める方の支えとなるでしょう。

喪主を務める上で不安な点があれば、まずは葬儀社に相談することをおすすめします。イオンのお葬式では専門スタッフが24時間365日、いつでもご相談を承ります。ご依頼前の気軽な相談から葬儀後のアフターフォローまで、お客さまの心に寄り添ったサポートをさせていただきますので、どうぞお気軽にご連絡ください。

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