ゆうちょ銀行の残高証明書ー相続での必要書類や手数料・取り方を解説
お葬式の知識やマナー、宗派や喪主のこと、そして用語集など、
知っておくべき情報をお届けします。ぜひご活用ください
この記事は
「イオンのお葬式」
が書いてます
葬儀では普段耳慣れない言葉が多く、
独自の作法や意味を持つものもあります
慌てないためにも、私たち「イオンのお葬式」が
わかりやすくご紹介します
相続税・相続税相談
- 新着 更新日:2026.03.17
- 相続税・相続税相談
ゆうちょ銀行の残高証明書ー相続での必要書類や手数料・取り方を解説

ゆうちょ銀行の残高証明書は、相続手続きやビザ申請などで必要となる公的な書類です。
この記事では、特に相続における残高証明書の発行手続きを中心に、銀行の窓口で必要な書類や発行手数料、申請から受け取りまでにかかる日数などを具体的に解説します。
ゆうちょ銀行の残高証明書の取り方や注意点を理解し、スムーズな手続きに役立ててください。
ゆうちょ銀行の残高証明書とは?主な利用目的を解説
残高証明書とは、指定した特定の日付における口座の預金残高を、金融機関が公的に証明する書類です。
ゆうちょ銀行が発行するこの書類は、遺産分割協議や相続税申告といった相続手続きの際に、被相続人の資産を正確に把握するために利用されます。
その他にも、海外留学やビザ申請時の資金証明、融資を受ける際の資産状況の証明など、さまざまな場面で提出を求められます。
【相続手続き】ゆうちょ銀行で故人の残高証明書を取得する方法
口座名義人の死亡により相続手続きを進める場合、遺産分割の基準となる死亡日時点での預金残高を証明するために、残高証明書の発行が必要です。
相続人がゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口で手続きを行うことで、故人の残高証明書を取得できます。
手続きには、相続関係を証明する書類など、通常とは異なる準備が求められます。
相続人なら単独での請求が可能
被相続人の残高証明書の請求は、相続人の一人であれば単独で行うことが可能です。
遺産分割協議が完了していなくても、法定相続人であることを証明できれば、他の相続人全員の同意や委任状なしで手続きを進められます。
請求する本人が、自身が相続人であることを戸籍謄本などで証明する必要があります。
相続手続きで必要になる提出書類一覧
相続手続きで残高証明書を請求する際は、通常の申請書類に加えて相続関連の書類が必要です。
窓口に備え付けの「貯金残高証明請求書」のほか、被相続人が亡くなったことが確認できる戸籍謄本、請求者が相続人であることがわかる戸籍謄本、請求者自身の本人確認書類、そして被相続人のお届け印を準備します。
書類に不備がないよう、事前に確認しておくことが重要です。
口座の記号番号が不明な場合は「現存照会」を依頼する
故人がゆうちょ銀行に口座を持っていたかはっきりしない、あるいは通帳が見当たらず記号番号が不明な場合、残高証明書の請求前に「現存照会(貯金等照会)」を依頼できます。
この手続きにより、被相続人名義の貯金の有無を調べることが可能です。
現存照会の問い合わせも、残高証明書と同様に相続人であることの証明書類を揃えて、ゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口で行います。
照会には所定の手数料がかかります。
発行までにかかる日数:請求から約1〜2週間
相続手続きに伴う残高証明書は、即日発行されず、通常は請求から受け取りまでに約1〜2週間の期間を要します。
これは、相続関係の確認や、指定された過去の日付(死亡日など)の残高を正確に算出するために、貯金事務センターでの処理が必要となるためです。
証明書は後日、請求者の住所へ郵送されます。
手続きには時間がかかるため、申告期限などを考慮し、余裕を持って請求することが求められます。
【目的別】相続以外で残高証明書が必要になるケース
残高証明書は相続手続きだけでなく、個人の資産状況を証明するためにさまざまな場面で活用されます。
例えば、海外の教育機関への留学や外国のビザを申請する際に、十分な預金があることを示すための資金証明として提出が求められることがあります。
また、金融機関から融資を受ける際の審査資料としても利用されます。
海外留学やビザ申請で資金力を証明する場合
海外留学やビザ申請では、滞在中の学費や生活費を支払う能力があることを証明するため、本人名義の預金口座に一定の金額があることを示す残高証明書の提出が求められます。
提出先の国や学校によって、必要な残高の金額や証明書の有効期間、英文での発行が必要かどうかの要件が異なります。
申請前に必ず提出先の指定する条件を確認し、それに沿った内容で証明書を請求する必要があります。
注意点:英文の残高証明書は円建て表記のみ
ゆうちょ銀行では、英文の残高証明書を発行することが可能ですが、記載される通貨は日本円(JPY)建て表記のみとなります。
米ドル(USD)など、外貨での残高表記には対応していません。
ビザ申請などで提出先から外貨建てでの証明を求められている場合は、ゆうちょ銀行の証明書では要件を満たせない可能性があります。
その際は、外貨預金に対応している他の金融機関での発行を検討する必要があります。
融資の審査や公的機関への資産証明で提出する場合
住宅ローンや事業資金などの融資を申し込む際、金融機関は申込者の返済能力を審査するため、資産状況を示す書類として残高証明書の提出を求めることがあります。
また、各種許認可の申請や公営住宅への入居申し込みなど、公的機関へ資産状況を証明する必要がある場合にも利用されます。
個人だけでなく、法人が事業用の資金力を証明するために残高証明書を取得するケースもあります。
ゆうちょ銀行での残高証明書の申請に必要なものと手数料
ゆうちょ銀行で残高証明書を発行する際には、所定の申請場所で手続きを行い、必要な持ち物を揃える必要があります。
また、発行には1通ごとに規定の料金がかかります。
スムーズに手続きを進めるために、事前に申請の流れや準備物、手数料について正確に把握しておくことが大切です。
申請場所は郵便局の貯金窓口またはゆうちょ銀行
ゆうちょ銀行の残高証明書の発行手続きは、原則としてゆうちょ銀行の支店または郵便局の貯金窓口で行うことができます。ただし、一部の簡易郵便局など、店舗によっては取り扱いがない場合があるため、訪問前に最寄りの郵便局の窓口で対応可能かを確認しておくことをお勧めします。郵送での申請も可能ですが、ゆうちょダイレクト(オンライン)での発行はできません。
申請時に必要な持ち物リスト(本人確認書類・印鑑など)
本人が残高証明書を申請する場合、手続きには以下の3点が必要です。
まず、対象口座の通帳またはキャッシュカード、次にお届け印として登録している印鑑、そして運転免許証やマイナンバーカード、健康保険証などの本人確認書類です。
これらのうち一つでも忘れると、手続きができない可能性があるため、窓口へ行く前に必ず全て揃っているか確認してください。
発行手数料は1通あたり1,100円
ゆうちょ銀行の残高証明書の発行手数料は、証明書1通につき1,100円(税込)です。
この手数料は、和文・英文の種類を問わず同額です。
複数の口座の残高を1枚の証明書にまとめた場合でも、手数料は1通分となります。
支払いは窓口で現金で行い、手続き完了後に領収書が渡されます。
即日発行は可能?発行までにかかる時間の目安
証明日を「請求当日」とする残高証明書の場合、窓口の状況によっては即日発行が可能なことがあります。
ただし、店舗によっては貯金事務センターでの処理が必要となり、後日郵送となるケースも少なくありません。
一方、相続手続きのように過去の特定日を指定する場合や、英文での証明書を請求する場合は、確認作業に時間を要するため即日発行はできず、受け取りまでに1〜2週間程度かかります。
本人以外でも大丈夫?代理人が残高証明書を申請する方法
口座名義人本人が窓口へ行けない場合、代理人を立てて残高証明書の発行を申請することが可能です。
ただし、代理人による手続きには、口座名義人本人が作成した委任状が必須となります。
委任状に加えて、口座名義人と代理人双方の本人確認書類など、追加の書類が必要になるため、事前に準備を整えておく必要があります。
手続きに必須の委任状の入手方法と書き方
ゆうちょ銀行での代理人申請に使用する委任状は、ゆうちょ銀行が提供しているPDFファイル形式のフォーマットを使用してください。委任状のフォーマットおよび記載例は、ゆうちょ銀行のウェブサイトで確認できます。委任状は、手続きを委任する口座名義人本人がすべての欄を自筆で記入し、押印する必要があります。
記載すべき内容は、作成年月日、代理人の氏名・住所、委任する内容、口座名義人の氏名・住所・押印です。不備があると受理されない場合があるため、正確な記入が求められます。
代理人自身の本人確認書類とお届け印も忘れずに
金融機関で代理人が手続きを行う際には、一般的に、口座名義人からの委任状、対象口座の通帳、お届け印、口座名義人および窓口で手続きを行う代理人自身の本人確認書類が必要です。ただし、必要な書類は金融機関によって異なる場合があります。例えば、ゆうちょ銀行では代理人の印章(印鑑)が必要であるとされており、三井住友銀行の代理人指名手続では代理人の印鑑が不要と読み取れる記述があります。そのため、事前に各金融機関に確認することが重要です。
ゆうちょ銀行の残高証明書に関するよくある質問
ゆうちょ銀行の残高証明書に関して、多く寄せられる質問と回答をまとめました。ゆうちょ銀行の残高証明書は、原則として窓口での申請が必要です。企業等の監査人に限り貯金口座の郵送請求が可能です。証明日の指定は可能ですが、複数の口座をまとめて一枚の証明書にすることはできません。具体的な疑問について解説します。
残高証明書は郵送で請求できますか?
ゆうちょ銀行の残高証明書の発行手続きは、貯金の種類によって異なります。貯金口座の残高証明書の発行は、本人確認を確実に行うため、原則としてゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口での対面手続きが基本となります。ただし、企業等の監査人による貯金口座の残高証明書請求は郵送で受け付けています。また、振替口座の残高証明書(定期発行)は郵送での請求が可能です。特別な事情がある場合は、事前に最寄りの店舗へ相談することをおすすめします。
亡くなった日を指定して残高を証明してもらうことは可能ですか?
はい、可能です。
相続手続きでは、被相続人が亡くなった日付の残高が遺産総額の基準となるため、その日を指定して証明書を発行してもらえます。
請求書の「証明年月日」の欄に、故人の死亡年月日を正確に記入して申請してください。
複数の口座をまとめて1枚の証明書にできますか?
同一名義の複数の貯金口座であっても、通常貯金や定期貯金など異なる種類の貯金残高を1枚の証明書にまとめて記載できる場合があります。その際、証明を希望するすべての口座の記号番号を請求書に記入してください。なお、証明する貯金の種類ごとに手数料がかかる場合があります。手数料は1通につき1,100円です。
まとめ
ゆうちょ銀行の残高証明書は、相続やビザ申請など、さまざまな目的で利用されます。発行は全国のゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口で申請できます。手数料は、2026年3月現在、個別発行の場合は1通1,100円、定期発行の場合は1通550円です。申請には通帳、お届け印、本人確認書類が必要となり、相続の場合は追加で戸籍謄本などが必要となることがあります。発行日数は、口座の状況によって即日発行できない場合や、後日郵送となる場合があるため、余裕を持った手続きが重要です。
ちょっとした疑問やお悩みも多数
ご相談いただいております
