一日葬の費用相場はいくら?内訳や安く抑えるコツを解説
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- 新着 更新日:2026.05.12
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一日葬の費用相場はいくら?内訳や安く抑えるコツを解説
一日葬にかかる費用の全国的な相場や、具体的な内訳について知りたいと考えていませんか。
一日葬は、通夜を行わずに告別式から火葬までを一日で執り行うお葬式の形式です。
この記事では、一日葬の費用はいくらくらいなのか、その総額や内訳を解説します。
他の葬儀形式との価格比較や、費用を安く抑えるコツも紹介するため、納得のいく葬式を行うための参考にしてください。
一日葬の費用総額は40万円〜が目安
一日葬にかかる葬儀費用は、一般的に40万円台から100万円程度と幅広い目安があります。ただし、この金額はあくまで平均的なものであり、お葬式の内容や参列者の人数、地域によって変動します。通夜を行わない分、二日間にわたる家族葬よりは費用を抑えられる傾向にあります。
葬儀社によっては30万円台のプランもあれば、内容を充実させると100万円近くになることもあり、実際にかかる費用は状況次第で大きく異なります。
参列者の人数や地域によって費用は変動する
一日葬の費用が変動する主な要因は、参列者の人数と葬儀を行う地域です。
参列者の人数が増えれば、食事や返礼品にかかる費用が増加します。
例えば、10人の参列者と30人の参列者では、飲食接待費だけでも数万円から十数万円の差が出ることがあります。
また、火葬場の使用料は地域差が大きく、公営か民営かによっても数万円単位で異なります。
都市部では斎場の使用料が高くなる傾向にあるなど、地域ごとの価格差も考慮に入れる必要があります。
【項目別】一日葬にかかる費用の詳しい内訳
一日葬の費用は、主に「葬儀社に支払う基本料金」「実費」「飲食・返礼品費用」「お布施」の4つに分けられます。
葬儀社の基本料金が費用の約半数を占める大きな割合となります。
「小さなお葬式」などの多くの葬儀社では、これらの項目の一部をパッケージ料金として提供しています。
プランに含まれない項目も多いため、何にいくらかかるのか内訳を正確に把握することが重要です。
1. 葬儀社に支払う基本料金(プラン料金)
葬儀社に支払う基本料金には、お葬式の運営に不可欠なサービスが含まれています。
具体的には、ご遺体の搬送と安置、棺や骨壷、遺影写真、式場の設営、司会進行スタッフの人件費などです。
一日葬の基本的な流れである「ご逝去→安置→納棺→告別式→火葬」というスケジュールに沿って必要なものがセットになっています。
ただし、プランによって含まれる内容は異なるため、契約前に詳細を確認することが大切です。
安置日数が長引いた場合など、追加料金が発生するケースもあります。
2. 会場や火葬場の手配にかかる実費
葬儀社の基本料金とは別に、式場使用料や火葬料といった実費が発生します。
これらは葬儀社が施設に立て替え払いし、後で遺族に請求されるのが一般的です。
式場や火葬場には公営と民営があり、公営施設を利用するほうが費用を抑えられます。
例えば、東京都の民営火葬場の料金が一般的に高額であるのに対し、公営火葬場は住民であれば比較的安価に利用できます。多摩地域の一部の公営火葬場では住民の場合に無料となることもありますが、多くの施設では数千円から数万円程度の費用がかかります。
ただし、公営施設は人気が高く、予約が取りにくいこともあるため注意が必要です。
3. 参列者をもてなすための飲食・返礼品費用
飲食費や返礼品費用は、参列者の人数によって大きく変動する項目です。
一日葬では通夜振る舞いがないため飲食費は抑えられますが、告別式の後に会食(精進落とし)を行う場合はその費用がかかります。
返礼品には、参列者全員に渡す会葬御礼品と、香典をいただいた方へのお返しである香典返しがあります。
親しい友人や家族など少人数で行う場合は、受付を設けず、こうした費用をかけない選択も可能です。
人数が増えるほど費用もかさむため、予算に応じて調整しましょう。
4. 宗教者へのお礼として渡すお布施
お布施は、読経や戒名の授与などを行っていただいた僧侶や宗教者に対して、感謝の気持ちとして渡すお礼です。これは葬儀社に支払う費用とは全く別のもので、基本プランには含まれていません。
一日葬の場合、通夜の読経がないため二日葬よりもお布施の金額は抑えられる傾向にあります。お布施の目安は地域、宗派、戒名のランク、お寺との関係性によって異なるため、直接お寺に確認するのが最も確実です。
一日葬・家族葬・直葬の費用を比較!どれが一番安い?
葬儀の形式を選ぶ際、費用は重要な判断基準の一つです。
ここでは、一日葬と、他の代表的な形式である「家族葬(二日葬)」および「直葬(火葬式)」の費用を比較します。
結論から言うと、最も安いのは直葬、次いで一日葬、そして家族葬の順になるのが一般的です。
儀式の規模や内容を簡略化するほど価格は下がる傾向にあります。
それぞれの特徴と費用の違いを理解し、故人や遺族の意向に合った形式を選びましょう。
儀式を省く直葬(火葬式)との費用差
直葬(火葬式)は、通夜や告別式といった儀式を一切行わず、火葬のみで故人を見送る最もシンプルな形式です。
費用相場は20万円から40万円前後で、一日葬と比較して費用を抑えることができます。
費用を最大限に抑えられる点が大きなメリットですが、儀式がないため宗教者を呼ばないことが多く、お別れの時間が非常に短くなります。
故人とゆっくり向き合う時間を持ちたい場合には、告別式を行う一日葬のほうが適しているかもしれません。
通夜を行う家族葬(二日葬)との費用差
家族葬は、一般的に通夜と告別式を二日間にわたって行う葬儀を指します。
費用相場は内容によって変動しますが、一日葬よりも高くなる傾向にあります。
一日葬との大きな違いは、夜に行う通夜の有無です。
通夜を行う場合、式場を二日間借りる費用、スタッフの人件費、そして参列者に振る舞う食事代(通夜振る舞い)などが追加でかかります。
これらの費用が不要になる分、一日葬は家族葬よりも20万円から40万円ほど費用を抑えることが可能です。
一日葬の費用を賢く抑える5つの具体的なコツ
一日葬の費用は、いくつかの工夫をすることで賢く抑えることが可能です。
葬儀社から提示されたプランをそのまま受け入れるのではなく、主体的に内容を検討することが重要になります。
まずは複数の葬儀社から見積もりを取り、サービス内容と金額を比較することから始めましょう。
ここでは、葬儀費用を少しでも安くするための具体的な5つのコツを紹介します。
1. 公営斎場を利用して式場費用を節約する
葬儀費用の中で大きな割合を占める式場使用料は、公営斎場を利用することで大幅に節約できます。
民営斎場に比べて公営斎場は利用料金が安い傾向にあり、数万円から十数万円の差額が生まれることも少なくありません。
また、火葬場が併設されている公営斎場を選べば、式場から火葬場への移動にかかる霊柩車やマイクロバスの費用も削減できます。
ただし、公営斎場は人気が高く予約が取りにくい場合があるため、早めに確認することをおすすめします。
2. 参列者の人数を絞って飲食・返礼品費を調整する
飲食費や返礼品費は、参列者の人数に比例して増加する変動費です。
そのため、費用を抑えたい場合は、お呼びする方の範囲を親族や親しい友人のみに限定するなど、参列者の人数を絞るのが効果的です。
故人の遺志や家族の意向にもよりますが、小規模で心のこもったお別れを望むのであれば、無理に規模を大きくする必要はありません。
人数をコントロールすることで、予算に合わせた葬儀を実現しやすくなります。
3. 複数の葬儀社から相見積もりを取って比較する
葬儀社を決める際は、必ず複数の社から相見積もりを取りましょう。
1社だけの見積もりでは、提示された価格が適正かどうかを判断できません。
2〜3社から見積もりを取り、プランに含まれるサービス内容と総額を詳細に比較検討することが重要です。
基本プランの価格だけでなく、追加料金が発生する可能性のある項目まで細かく確認することで、想定外の出費を防ぎ、納得感のある葬儀社選びができます。
4. 不要なオプションはつけないシンプルなプランを選ぶ
葬儀社のプランには、祭壇のグレードアップや特別な演出、ご遺体を清める湯灌の儀式など、様々なオプションが用意されています。
一つひとつは少額でも、複数を追加すると総額が大きく膨らんでしまうことがあります。
基本料金を安く見せて、オプションで利益を上げる仕組みの葬儀社も存在します。
本当に必要なサービスかどうかを冷静に判断し、不要なオプションはつけないシンプルなプランを選ぶことが、費用を抑えるための賢明な選択です。
5. 互助会や保険の割引制度を確認する
生前に互助会に加入していたり、葬儀費用をカバーする保険に加入していたりする場合、それらを活用することで自己負担を軽減できます。
互助会の会員であれば、積立金を利用できるほか、会員価格で葬儀を行えるため通常より安くなることがあります。
また、葬儀保険金が下りれば、葬儀にかかるお金の大部分を賄うことも可能です。
いざという時のために、故人や家族がこうした制度に加入していないか、事前に確認しておくと安心です。
費用だけで決めると後悔も?一日葬の注意点
一日葬は費用を抑えられるというメリットがある一方で、費用だけで安易に決めてしまうと後悔につながる可能性もあります。
比較的新しい葬儀形式であるため、菩提寺や親族の理解が得られないといったトラブルが起こることも考えられます。
メリットだけでなく、デメリットや注意点も十分に理解した上で、故人や遺族にとって最適な形であるかを慎重に判断することが大切です。
菩提寺から納骨を断られるケースがある
菩提寺がある場合、一日葬を執り行う前には必ず住職への連絡と相談が必要です。
お寺によっては、通夜を行わない略式の葬儀を正式な供養として認めない考えを持つところもあります。
相談なく一日葬を行った結果、菩提寺へ納骨することを断られてしまうという深刻なトラブルに発展するケースも少なくありません。
後々の関係を良好に保つためにも、事前の確認と許可を得ておくことが不可欠です。
親族から理解を得られない可能性がある
一日葬はまだ社会的に広く浸透しているとは言えず、特に年配の親族の中には「通夜を行うのが当たり前」という考えを持つ方もいます。
そのため、喪主として一日葬を選択した際に、親族から反対されたり、理解を得られなかったりする可能性があります。
「故人を偲ぶ時間が短い」「弔問したかったのに」といった不満が出ないよう、なぜ一日葬を選んだのか、その理由や費用面での事情などを丁寧に説明し、事前に了承を得ておくことがトラブル回避につながります。
ゆっくりお別れする時間が少ないと感じる人もいる
告別式から火葬までを一日で済ませる一日葬は、スケジュールが非常にタイトになります。
遠方からの参列者も日帰りで参加しやすいという利点がある反面、故人との最後のお別れの時間が慌ただしく、短すぎると感じてしまう人もいます。
通夜がないため、親族や友人と故人の思い出を語り合いながらゆっくりと偲ぶ時間も限られます。
心ゆくまでお別れをしたいと考える場合には、二日葬のほうが適している可能性も考慮する必要があります。
一日葬の費用に関するよくある質問
ここでは、一日葬の費用について多くの方が抱く疑問に回答します。
葬儀には分かりにくい点も多く、特にお金に関する不安は尽きないものです。
見積もり以外にかかる費用や、お布施の具体的な金額など、気になるポイントを事前に解消しておくことで、安心して葬儀の準備を進めることができます。
Q. 見積もり金額以外に追加で発生しやすい費用は何ですか?
見積もり金額に含まれないことが多いのは、飲食費、返礼品費、宗教者へのお布施です。
また、ご遺体の安置日数がプランの規定を超えた場合の追加料金や、火葬場の空き状況による待機料金、火葬場の休憩室使用料が発生することもあります。
契約前にプラン内容をよく確認し、追加料金が発生する可能性のある項目を具体的に葬儀社へ確認することが重要です。
Q. お布施の費用はいくら包むのが相場ですか?
一日葬のお布施の相場は、一般的に10万円から30万円、あるいは30万円から50万円程度が目安とされています。この金額には、読経料やお車代、御膳料、戒名料などが含まれることが一般的です。
ただし、菩提寺との関係性や地域によって金額は大きく変動するため、いくら包むべきか迷う場合は、直接お寺に「皆様、おいくらくらいお包みされていますか」と尋ねてみても失礼にはあたりません。
Q. 家族葬と一日葬では、総額でどれくらい差が出ますか?
通夜を行う一般的な家族葬(二日葬)と比較して、一日葬は総額で20万円から40万円ほど安くなる傾向があります。
これは、通夜を行わないことで、式場の使用料が一日分で済むほか、通夜振る舞いの飲食費や、通夜に対応するスタッフの人件費などが削減できるためです。
ただし、参列人数やプラン内容によって総額は大きく変動します。
まとめ
一日葬の費用相場は40万円からが目安ですが、参列者の人数や地域、プラン内容によって大きく変動します。
費用の内訳は、葬儀社の基本料金、式場や火葬場の実費、飲食・返礼品費、お布施に大別されます。
費用を抑えるには、公営斎場の利用や参列人数の調整、複数社からの相見積もりが有効です。
費用面だけでなく、菩提寺や親族の理解を得るなどの注意点も踏まえ、納得のいく葬儀形式を選択することが重要です。
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