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曹洞宗とは?教えや歴史、葬儀のマナーまでわかりやすく解説

お葬式の知識やマナー、宗派や喪主のこと、そして用語集など、
知っておくべき情報をお届けします。ぜひご活用ください

この記事は
「イオンのお葬式」
が書いてます

葬儀では普段耳慣れない言葉が多く、
独自の作法や意味を持つものもあります
慌てないためにも、私たち「イオンのお葬式」が
わかりやすくご紹介します

宗派の概要と通夜・葬儀

曹洞宗とは?教えや歴史、葬儀のマナーまでわかりやすく解説

曹洞宗(そうとうしゅう)とは、坐禅を修行の中心に据える日本の代表的な仏教宗派です。
この記事では、曹洞宗の教えや歴史、そして参列者として知っておきたい葬儀のマナーまで、わかりやすく解説します。
宗派の由来や読み方、基本的な教義を学ぶことで、曹洞宗への理解が深まります。

これから曹洞宗について学ぶ初心者の方や、葬儀を控えている方にとって必要な情報をまとめました。

 

曹洞宗とは日本最大級の仏教宗派

曹洞宗は、日本に数ある仏教宗派の中でも最大級の規模を誇る宗派です。
禅宗の一派であり、道元禅師によって日本に伝えられ、瑩山禅師によって全国に広められました。
寺院の数は1万4千を超え、信者数も多いことで知られています。

厳しい修行のイメージがある一方で、尼僧の活躍も歴代の記録に見られます。
現代においては、宗派内の派閥や後継者問題による寺院の衰退も課題とされていますが、宗門は高校の運営や有道会といった活動を通じて教えの継承に努めています。

 

日本で最も多くの寺院を持つ禅宗の一派

曹洞宗は、日本の仏教宗派別の寺院数ランキングにおいて多くの寺院を擁しています。その数は全国に約1万4604か寺に及び、これは宗派別で比較しても多い数字です。このため、人々の生活に密着したお寺が多く、菩提寺として曹洞宗の寺院と関わりを持つ家庭も少なくありません。

多くの寺院が存在することは、坐禅会や行事などを通じて、一般の人々が教えに触れる機会が多いことにもつながっています。

 

お釈迦様と二人の開祖を「一仏両祖」として尊ぶ

曹洞宗では、ご本尊としてお釈迦様(釈迦牟尼仏)と、宗派を開いた二人の開祖である道元禅師と瑩山禅師を共に尊び、「一仏両祖」として礼拝します。
仏壇や寺院の本堂では、中央にお釈迦様を、その両脇に道元禅師と瑩山禅師を祀る「三尊仏」の形式が一般的です。
これは、お釈迦様から受け継がれてきた正伝の仏法が、道元禅師、瑩山禅師という2人の祖師を経て現在にまで伝えられていることを示しています。

信仰の対象としてこの3人を尊ぶのが曹洞宗の大きな特徴です。

 

曹洞宗の根幹をなす「只管打坐」の教え

曹洞宗の教えの根幹には、「只管打坐」があります。
これは、ただひたすらに坐禅に打ち込むという修行の姿勢を示す言葉です。
悟りを得るための手段として坐禅を行うのではなく、坐禅をする姿そのものがすでに仏の姿であり、悟りの境地であると考えます。

この教えは、曹洞宗の修行への入門であり、悟りを円相のように自己完結したものと捉える思想に基づいています。

 

ひたすら坐禅に打ち込むことで悟りを目指す「只管打坐」

只管打坐とは、曹洞宗の坐禅観を象徴する言葉です。
これは、何か特別な目的を求めたり、雑念を払おうと意識したりすることなく、ただひたすら坐ることに徹する修行を指します。
坐禅は悟りを得るための手段ではなく、坐禅そのものが悟りの実践であると捉えるのが特徴です。

「坐禅している姿そのものが仏である」という考えに基づき、見返りを求めない純粋な実践を重んじます。

 

日常生活の全ての行いを修行と捉える「行住坐臥」

曹洞宗では、坐禅だけでなく、日常生活におけるすべての振る舞いが修行であると考えます。
これを「行住坐臥」といいい、歩くこと、とどまること、坐ること、臥せること、つまり生活のすべてが仏道の現れであると捉えます。
特に、食事を調理する役「典座」は重要な修行とされ、食事をいただく作法である「応量器」の扱いも厳格です。

水一滴すら無駄にせず、感謝の心をもって食事に臨む姿勢も修行の一環です。

 

臨済宗の坐禅との考え方の相違点

同じ禅宗である臨済宗と曹洞宗では、坐禅に対する考え方に大きな相違点があります。
曹洞宗が壁に向かってひたすら坐る「黙照禅」、いわゆる只管打坐を基本とするのに対し、臨済宗は師から与えられる禅問答「公案」を解くことに集中する「看話禅」を中心とします。

臨済宗と曹洞宗は、坐禅を通じて悟りを目指す点は共通していますが、そのアプローチが異なります。
歴史的には、臨済宗が鎌倉幕府の武士階級に支持されたのに対し、曹洞宗は地方の豪族や一般民衆に広く受け入れられました。

 

曹洞宗の歴史を築いた二人の開祖

曹洞宗の歴史は、二人の傑出した開祖、道元禅師と瑩山禅師によって築かれました。
道元禅師が中国から正伝の仏法を日本に伝え、その教えの礎を固めました。
その後、瑩山禅師がその教えを多くの人々に分かりやすく広め、宗派としての組織を確立しました。

この二人の祖師の働きにより、曹洞宗は日本全国に広がり、今日に至る日本最大級の宗派へと発展しました。

 

日本に曹洞宗を伝えた高祖「道元禅師」

日本における曹洞宗の開祖は、鎌倉時代に活躍した道元禅師です。
道元は14歳で比叡山にて出家し、仏道の探求を続けました。
その後、正伝の仏法を求めて24歳の時に中国へ渡ります。

天童山の如浄禅師のもとで修行に励み、「身心脱落」の境地に至って悟りを開きました。
帰国後、京都に興聖寺を建立し、後に越前に大仏寺を開きました。
日本に「只管打坐」の禅を伝えた功績から、高祖として尊ばれています。
道元禅師は、正治2年1月2日(ユリウス暦1200年1月19日、グレゴリオ暦1200年1月26日)に生まれました。

 

教えを全国に広め宗派の礎を築いた太祖「瑩山禅師」

道元禅師から数えて四代目の瑩山禅師は、曹洞宗の教えを全国に広め、宗派の組織的な礎を築いた人物です。
道元禅師の教えが厳格で求道的なものであったのに対し、瑩山禅師は加持祈祷などを取り入れ、より多くの人々が受け入れやすい形で教えを広めました。
石川県に大本山總持寺を開くなど、多くの弟子を育て、その弟子たちが全国各地で布教活動を行ったことで、曹洞宗は日本最大の宗派へと発展しました。

この功績から、瑩山禅師は「太祖」として尊ばれています。

 

曹洞宗で主に読まれる代表的なお経

曹洞宗の儀式や法要では、様々なお経が読経されますが、特に重要視されているのが「般若心経」と「修証義」です。
経典そのものが信仰の対象ではなく、お釈迦様の教えを学ぶためのものと位置づけられています。

また、曹洞宗では念仏を唱えることはありませんが、お経の前に「南無釈迦牟尼仏」と本尊であるお釈迦様の名を三度唱えます。
これは南無阿弥陀仏や南無妙法蓮華経とは異なる、曹洞宗の特徴的な作法です。

 

仏教の真髄を簡潔に説く「般若心経」

「般若心経」は、正式には「般若波羅蜜多心経」といい、大乗仏教の核心である「空(くう)」の思想をわずか300字足らずで説いた経典です。
宗派を問わず広く読まれており、曹洞宗においても日常の読経や葬儀、法要などで頻繁に用いられます。
すべての存在は実体を持たず、因縁によって生じているという仏教の真髄を簡潔に表現しており、曹洞宗の教えの基盤ともなっています。

 

在家信者向けに教えをまとめた「修証義」

修証義は、曹洞宗独自の経典であり、明治時代に編纂されました。
これは、開祖である道元禅師が著した主著正法眼蔵の中から、特に在家信者にとって重要とされる部分を抜粋し、分かりやすくまとめたものです。

修行と悟りは一体であるという修証一等の教えや、日常生活の中での実践的な心得が説かれており、檀信徒の日常的な読経や学習のために広く用いられています。

 

曹洞宗の作法に則った葬儀の流れと特徴

曹洞宗の葬儀は、故人が仏の弟子となり、悟りの世界へ導かれるための儀式として執り行われるのが大きな特徴です。
お葬式は単なる告別の場ではなく、故人への最後の供養であり、仏法に触れる大切な法要と位置づけられます。
通夜から葬儀、そして四十九日、一周忌、三回忌といった法事まで、故人が安らかに成仏できるよう、曹洞宗ならではの作法に則って進められます。

喪中の期間を経て、遺族は故人を偲びながら供養を続けます。

 

故人が仏の弟子になるための「授戒」の儀式

曹洞宗の葬儀における「授戒」は、故人が仏の弟子となるために行われる極めて重要な儀式です。
導師である僧侶が、故人に対して仏弟子としての戒律を授けます。

この儀式を通じて、故人は生前の罪が清められ、仏門に入ることが許されます。
具体的には、剃髪の儀式、戒名を授ける儀式などが行われます。

授けられる戒名には、院号や道号が含まれることもあり、お釈迦様から故人へと教えが受け継がれたことを示す「血脈」が授与されます。

 

故人を仏の世界へ正しく導く「引導」の儀式

引導は、故人の霊を仏の世界、すなわち悟りの彼岸へと正しく導くための儀式です。
導師は、故人の生前の功績や人柄を漢詩などで表現した引導法語を唱え、松明を模した法具で円を描き、故人が迷うことなく進むべき道を示します。

日常で使われる引導を渡すという言葉は、この儀式が由来となっています。
これにより、故人は煩悩や迷いから解放され、輪廻転生の流れから解脱して仏の世界へ旅立つとされています。

 

一般的な葬儀当日の進行手順

曹洞宗のお葬式は、故人を仏の弟子とし、仏の世界へ導くための儀式として厳粛に執り行われます。
一般的な葬儀当日の進行手順は以下の通りです。
まず導師(僧侶)が入場し、お経を唱えて道場を清める「洒水」の儀式を行います。

次に、故人に戒律を授ける「授戒」が行われ、仏の弟子となります。
その後、お経の読経、故人を仏の世界へ導く「引導」と続きます。
最後に参列者による焼香が行われ、導師が退場して閉式となります。

 

【参列者向け】曹洞宗の葬儀で知っておくべき焼香のマナー

曹洞宗の葬儀に参列する際は、特有の焼香のマナーを知っておくとよいでしょう。
回数や作法に意味が込められており、故人への敬意を示す上で重要です。
また、香典に関する知識も必要となります。

基本的な作法を理解しておくことで、心を込めて故人をお見送りすることができます。
線香をあげる場合も、宗派の作法に則ることが望ましいですが、最も大切なのは故人を偲ぶ気持ちです。

 

焼香は2回行うのが正式な作法

曹洞宗の葬儀における焼香は、2回行うのが正式な作法です。
まず、焼香台の前で本尊と遺影に一礼します。
次に、右手の親指、人差し指、中指の3本で抹香をつまみ、額の高さまで掲げ、香炉にくべます。

これを1回目とし、2回目は抹香をつまんだ後、おしいただきはせずにそのまま香炉にくべます。
最後に合掌し、一礼して自席に戻ります。
ただし、参列者が多い場合は1回に省略されることもあります。

 

1回目の主香と2回目の従香が持つそれぞれの意味

曹洞宗の焼香を2回行う作法には、それぞれ意味が込められています。
1回目の焼香は「主香(しゅこう)」と呼ばれ、心からの供養の気持ちを込めて仏様に捧げるものです。
このため、抹香を額の高さまで掲げる「おしいただき」を行い、敬意を表します。

2回目の焼香は「従香(じゅこう)」といい、主香で焚かれた香の火種が消えないように、その火種を受け継ぎ、絶やさないという意味合いがあります。
こちらは1回目の主香に寄り添う意味合いのため、おしいただきはせずに行います。

 

香典の表書きの書き方と金額の目安

曹洞宗の葬儀に持参する香典の表書きは、「御香典」または「御仏前」と書くのが一般的です。不祝儀袋の水引は、黒白か双銀の結び切りを選びましょう。

香典袋に入れる金額の目安は、故人との関係性や自身の年齢によって異なりますが、友人や同僚であれば5千円から1万円、親族であれば1万円から10万円程度が一般的です。お布施は、遺族が僧侶に渡すものであるため、参列者が用意する必要はありません。

 

自宅でできる坐禅の基本的なやり方

曹洞宗の教えの中心である坐禅は、寺院だけでなく自宅でも実践できます。
特別な道具は必ずしも必要ありませんが、静かで集中できる環境を整えることが大切です。
坐禅の際に使用する坐蒲と呼ばれるクッションがあると、姿勢を安定させやすくなります。

ここでは、自宅で坐禅を始めるための基本的なやり方を紹介します。

 

まずは座る場所と坐蒲(ざふ)を準備する

自宅で坐禅を行うには、まず静かで落ち着ける場所を確保します。
壁に向かって座るのが基本です。
座る際には、お尻の下に坐蒲という円形のクッションを敷きます。

坐蒲がない場合は、座布団を二つ折りにしたり、厚手のクッションを代用したりすることも可能です。
坐蒲を使うことで骨盤が立ち、背筋が自然に伸びて安定した姿勢を保ちやすくなります。

 

足の組み方である結跏趺坐と半跏趺坐

坐禅の足の組み方には、主に「結跏趺坐(けっかふざ)」と「半跏趺坐(はんかふざ)」の二種類があります。
結跏趺坐は、右の足を左の太ももの上に乗せ、次に左の足を右の太ももの上に乗せる組み方で、最も安定した形とされています。
しかし、身体が硬い人には難しいため、片足だけを反対側の太ももに乗せる半跏趺坐から始めるのが一般的です。

どちらの組み方でも、両膝と坐蒲を敷いたお尻の三点で身体を支えるように意識します。
無理のない範囲で修行を続けることが大切です。

 

手の組み方(法界定印)と姿勢の保ち方

坐禅中の手の形は「法界定印」と呼ばれる組み方をします。
まず、右の手のひらを上に向け、足の上に置きます。
次にその上に左の手のひらを重ね、両手の親指の先を軽く合わせます。

これで、親指同士がゆるやかな楕円形を描くようにします。
姿勢は、背筋をまっすぐに伸ばし、顎を引いて頭が天井から吊られているような感覚を保ちます。
肩の力を抜き、リラックスした状態で安定した姿勢を維持することが修行の要点です。

 

視線の位置と呼吸の整え方

坐禅中の視線は、目を完全に閉じるのではなく、半分開けた「半眼」の状態を保ちます。
視線は、約1メートル先の床に自然に落とします。
どこか一点を凝視するのではなく、ぼんやりと全体を眺めるようにします。

呼吸は、ゆっくりとした腹式呼吸を基本とします。
まず、口からゆっくりと息を吐ききり、その後、鼻から静かに息を吸い込みます。
吐く息に意識を集中させ、一つひとつの呼吸を丁寧に数える「数息観」も、心を落ち着かせるための修行方法の一つです。

 

曹洞宗の仏壇の飾り方とご本尊

曹洞宗の仏壇は、ご本尊であるお釈迦様を中心に、宗派の教えに基づいた飾り方をします。
中心に本尊、その両脇に脇侍を祀るのが基本の形で、これを三尊仏形式と呼びます。
掛け軸を用いるか、仏像を安置するかは、家庭の仏壇の大きさや慣習によって異なります。

故人の魂が宿る位牌の配置にも決まりがあり、正しく祀ることで日々の礼拝の気持ちが深まります。

 

ご本尊として中央に「釈迦牟尼仏」を祀る

曹洞宗の仏壇では、中央にご本尊として「釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)」をお祀りします。
これは、曹洞宗が仏教の開祖であるお釈迦様から直接伝えられた教えを受け継ぐ宗派であることを示しています。

仏像を安置する場合と、仏画の掛け軸を祀る場合がありますが、いずれも仏壇の中心に位置します。
日々の礼拝では、このご本尊に向かって「南無釈迦牟尼仏」とお唱えし、感謝と帰依の念を示します。

 

ご本尊の両脇に道元禅師と瑩山禅師を祀る

ご本尊である釈迦牟尼仏の両脇には、脇侍として、曹洞宗を日本に伝えた道元禅師と、全国に広めた瑩山禅師をお祀りします。
向かって右側に道元禅師、左側に瑩山禅師を配置するのが一般的です。
このお釈迦様と両祖師を合わせた三体を「一仏両祖」と尊び、曹洞宗の信仰の対象とします。

掛け軸を用いる場合は、一枚の絵に三尊が描かれたものや、それぞれ個別の掛け軸を三幅対として祀る形式があります。

 

位牌やお供え物の基本的な配置方法

位牌は、ご本尊や両祖師が祀られている段よりも一段低い場所に安置するのが基本です。
複数ある場合は、古いご先祖様の位牌を向かって右側から順に配置します。
お供え物は、まず仏飯器にご飯を、茶湯器にお茶やお水をお供えします。

これらは位牌の前の段に置きます。
その他、花立に季節の花を、燭台にろうそくを、香炉にお線香を立ててお供えします。
配置方法は仏壇の大きさや地域の慣習によって多少異なります。

 

曹洞宗の二大本山と全国の主な寺院

曹洞宗には、宗派の信仰と修行の中心となる「両大本山」が存在します。
それは、福井県にある永平寺と、神奈川県にある總持寺です。
この二つの寺院は、それぞれ道元禅師と瑩山禅師によって開かれ、曹洞宗の総本山として全国の寺院と信徒を統括しています。

どちらか一方が上というわけではなく、同格の寺院として並び立っているのが特徴です。

 

福井県に位置する道元禅師が開いた大本山「永平寺」

大本山永平寺は、1244年に道元禅師によって開かれた曹洞宗の根本道場です。
福井県の深い山中に位置し、その静寂な環境は坐禅修行に最適とされています。
永平寺は、道元禅師が伝えた厳格な禅の修行を今に伝える寺院であり、「単頭(たんとう)」と呼ばれる専門の修行僧たちが日々厳しい修行に励んでいます。

一般の参拝者も受け入れており、境内では歴史ある建造物や美しい自然に触れることができます。

 

神奈川県に位置する瑩山禅師が開いた大本山「總持寺」

大本山總持寺は、瑩山禅師によって開かれ、現在は神奈川県横浜市鶴見区に位置しています。
元は石川県にありましたが、明治時代の火災を機に現在の地に移転しました。
總持寺は、永平寺が厳しい修行を中心とするのに対し、広く一般に開かれた教化活動を特徴としています。

大学や病院の運営も行っており、地域社会に根ざした活動を積極的に展開しています。
横浜という国際的な都市にあることから、海外への布教の拠点ともなっています。

 

身近な曹洞宗寺院を探すための方法

お近くの曹洞宗寺院を探すには、曹洞宗の公式ポータルサイト「曹洞禅ナビ」を利用するのが最も確実で便利です。
このサイトでは、地域やキーワードで全国のお寺を検索できます。
また、各地域の宗務所に問い合わせる方法もあります。

広島県など、特定の地域で探している場合でも、これらの方法で最寄りの寺院を見つけることが可能です。
寺院によっては、坐禅会や写経会、法話会などを定期的に開催しているため、関心のある活動からお寺を探してみるのも良いでしょう。

 

曹洞宗に関するよくある質問

ここでは、曹洞宗について多くの人が抱く疑問や問題について、よくある質問形式で回答します。

 

曹洞宗と臨済宗の最も大きな違いは何ですか?

最も大きな違いは坐禅の方法です。
曹洞宗は壁に向かいひたすら坐る「只管打坐」を基本とするのに対し、臨済宗は師から与えられる問い(公案)に集中して坐る「看話禅」を実践します。
開祖も異なり、臨済宗は栄西、曹洞宗は道元によって日本に伝えられました。

日蓮宗や真言宗、高野山、妙心寺派などは別の宗派です。

 

曹洞宗の葬儀で使う数珠の色や形に決まりはありますか?

曹洞宗の正式な数珠は、銀の輪が通った看経念珠ですが、これは僧侶が用いるものです。
一般の参列者は、自身の宗派の数珠や略式の数珠を使用しても問題ありません。
色や形に厳格な決まりはなく、大切なのは故人を敬う心です。

自分の持っている数珠で心を込めてお参りしましょう。

 

御朱印はどこの曹洞宗寺院でもいただけますか?

全ての曹洞宗寺院で御朱印を授与しているわけではありません。
特に、檀家のみを対象とした小さなお寺や、住職が常駐していない寺院では対応していない場合があります。
二大本山や観光客が多く訪れる有名な寺院ではほとんどいただけますが、確実にいただきたい場合は、訪問前に電話などで確認することをおすすめします。

 

まとめ

曹洞宗は、道元禅師と瑩山禅師を両祖として尊び、「只管打坐」というひたすら坐禅に打ち込む修行を教えの中心に据える日本の代表的な禅宗です。
その教えは、日常生活のすべての行いを修行と捉え、坐禅という実践を通じて自己と向き合うことを重視します。
葬儀や法要における厳格な作法、全国に広がる寺院網は、多くの人々の生活と深く結びついています。

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