家族葬の費用相場 - 人数別の総額・内訳・安く抑えるコツ
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- 新着 更新日:2026.05.01
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家族葬の費用相場 - 人数別の総額・内訳・安く抑えるコツ
家族葬を検討する際、多くの方が気になるのが葬儀費用です。
家族葬の費用は、参列者の人数や葬儀の形式によって大きく変動します。
この記事では、家族葬にかかる費用の相場を人数別にシミュレーションし、費用の内訳や安く抑えるための具体的なコツ、後悔しないための注意点について詳しく解説します。
適切な予算を立て、納得のいくお見送りをするための参考にしてください。
家族葬の費用相場は総額40万円〜120万円が目安
家族葬にかかる費用の総額は、40万円から120万円程度が一般的な目安とされています。
この金額に幅があるのは、参列者の人数や、どこまでのサービスをプランに含めるかによって変動するためです。
例えば、小規模な火葬のみの直葬であれば20万〜30万円台に収まることもあり、一方で参列者が多くなれば80万円を超えるケースも少なくありません。
インターネット上では50万円前後のプランも多く見られますが、最終的にいくらかかるのか、総額と内訳をしっかり確認することが重要です。
全国的な平均相場としては100万円前後というデータもありますが、あくまで目安として捉えましょう。
【人数別】家族葬にかかる費用の総額シミュレーション
家族葬にかかる費用は、参列者の人数に大きく左右されます。
特に、飲食代や返礼品などの「おもてなし費用」は、人数が増えるほど高くなるため、事前に大まかな参列者数を把握しておくことが予算を立てる上で重要です。
ここでは、参列者の規模別に費用相場をシミュレーションします。
参列者5名〜10名の場合の費用相場
参列者が5名から10名といった、ごく近親者のみで行う小規模な家族葬の場合、費用相場は50万円から150万円程度となることがあります。2人や3人など、さらに少ない人数であれば、より費用を抑えることも可能です。この規模では、通夜振る舞いや精進落としなどの会食を省略したり、返礼品を簡素にしたりすることで、葬儀一式の費用以外にかかる変動費を大きく削減できます。
参列者15名〜20名の場合の費用相場
参列者が15名から20人程度の規模になると、費用相場は70万円から100万円程度が目安です。
親族に加え、特に親しかった友人が参列するケースがこれにあたります。
人数が増える分、飲食費や返礼品費がかさむほか、少し広めの式場が必要になる場合もあります。
葬儀社が提供する基本的なプランに、人数に応じた飲食・返礼品代が上乗せされる形で総額が決まります。
参列者25名〜30名の場合の費用相場
参列者が25名から30人規模の家族葬では、費用相場は90万円から120万円程度となります。
この人数になると、一般的な小規模な葬儀とほぼ同じ規模感になり、一般葬との費用の差は小さくなる傾向にあります。
ある程度の広さを持つ式場の手配が必要となり、それに伴い会場使用料も上がります。
飲食費や返礼品費も人数分かかるため、総額が大きくなります。
家族葬で支払う費用の3つの内訳
家族葬の費用は、大きく分けて3つの要素で構成されています。
一つは「葬儀社に支払う費用」、二つ目は「参列者をもてなすための費用」、そして三つ目が「宗教者へのお礼」です。
総額のうち、葬儀一式費用が約6〜7割、飲食・返礼品費が約1〜2割、宗教者へのお礼が約1〜2割というのがおおよその費用の割合です。
これらの内訳を理解することで、見積もりの内容を正しく把握できます。
内訳①:葬儀社に支払う費用(葬儀一式)
葬儀社に支払う費用は、葬儀を行うために必要不可欠なサービスをまとめたもので、葬儀費用の中心を占めます。
具体的には、ご遺体の搬送、安置、お棺、骨壷、祭壇、式場の設営、運営スタッフの人件費などが含まれます。
祭壇を飾る花や供花についても、プラン内にどの程度含まれているか確認が必要です。
セレマや縁といった大手の葬儀屋から地域密着型の葬儀社まで、各社が多様なプランを提供しています。
内訳②:参列者をもてなすための費用(飲食・返礼品)
参列者をもてなすための費用は、主に飲食代と返礼品代から成り、参列者の人数によって大きく変動する項目です。
飲食代には、通夜後のお清めや火葬後に行われる精進落としなどの会食費用が含まれます。
返礼品は、会葬御礼品やいただいた香典に対する香典返しなどです。
これらの費用は人数に比例して増えるため、正確な見積もりには参列人数の予測が欠かせません。
内訳③:宗教者へのお礼(お布施など)
仏式の葬儀を行う場合、お坊さんに読経や戒名の授与を依頼した際のお礼としてお布施が必要です。
お布施は、葬儀社への支払いとは別に、宗教者へ直接お渡しする費用となります。
金額は寺院との関係性や地域、戒名のランクによって異なりますが、一般的には15万円から50万円程度が目安です。
菩提寺がある場合は、事前にお寺へ金額の目安を確認しておくと安心です。
家族葬の費用を賢く抑える5つのコツ
家族葬の費用は、いくつかのポイントを押さえることで賢く抑えることが可能です。
限られた予算の中で、故人を偲ぶ気持ちを大切にしたお見送りをするために、実践できる方法を知っておきましょう。
ここでは、費用を安くするための5つの具体的なコツを紹介します。
コツ1:複数の葬儀社から見積もりを取って比較する
葬儀社を1社に絞らず、複数の社から見積もりを取ることは費用を抑えるための基本です。
同じ内容の葬儀でも、葬儀社によって料金設定は異なります。
詳細な見積もりを取り寄せ、プランに含まれるサービス内容と総額を丁寧に比較検討しましょう。
その際、追加料金が発生する可能性のある項目についても忘れずに確認することが、最終的な費用を正確に把握する上で重要です。
コツ2:費用が安い公営斎場を利用する
葬儀を行う斎場には、民間企業が運営する「民営斎場」と、自治体が運営する「公営斎場」があります。
公営斎場は、民営斎場に比べて利用料金が安く設定されている場合がほとんどです。
特に、故人や喪主がその自治体の住民であれば、さらに割引料金で利用できることが多く、費用を大幅に抑えられます。
日本全国に公営斎場はあり、東京や横浜、千葉、埼玉、大阪、京都、神戸、名古屋といった大都市圏から、札幌、福岡、熊本、鹿児島、長崎、沖縄、広島、岡山、富山、新潟、茨城まで、多くの地域で利用可能です。
コツ3:お通夜を省略した「一日葬」を検討する
費用を抑える方法として、葬儀の形式を見直すことも有効です。
お通夜を行わず、告別式から火葬までを1日で執り行う「一日葬」という形式があります。
通夜を省略することで、参列者をもてなすための通夜振る舞いの費用や、2日間にわたる式場使用料の一部を削減できます。
遠方からの親族の負担を軽減できるというメリットもあり、近年選ばれる方が増えている葬儀形式です。
コツ4:火葬のみを行う「直葬」も選択肢に入れる
お通夜や告別式といった儀式を行わず、ごく限られた親族で火葬場へ向かい、火葬のみを行う形式を「直葬」または「火葬式」と呼びます。
儀式を省略するため、祭壇の費用や式場使用料、飲食・返礼品代などがほとんどかからず、最も費用を抑えられる葬儀形式です。
故人の遺志や家族の考え方にもよりますが、費用を最小限にしたい場合には有力な選択肢となります。
コツ5:補助金・助成金制度を活用できないか確認する
故人が国民健康保険や後期高齢者医療制度、あるいは社会保険に加入していた場合、葬儀を行った後に申請することで補助金を受け取れる制度があります。
支給額は自治体や加入していた健康保険組合によって異なりますが、おおよそ3万円から7万円程度です。
申請には期限があるため、葬儀が終わったら忘れずに手続きを行いましょう。
申請先は、故人が住んでいた市区町村の役所や健康保険組合です。
費用で後悔しないために知っておきたい3つの注意点
家族葬の費用を検討する際には、単に価格の安さだけで判断するのではなく、後々トラブルにならないための注意点を押さえておくことが大切です。
提示された料金プランの内容を十分に理解し、予期せぬ出費に慌てることがないように、事前に知っておくべき3つのポイントを解説します。
注意点1:プランに含まれない「追加費用」を必ず確認する
葬儀社が提示するプラン料金には、葬儀に必要な最低限の項目しか含まれていないことがあります。
例えば、ご遺体の安置日数が延びた場合の追加のドライアイス代や安置施設利用料、火葬場の料金、宗教者へのお礼などは別途請求されるケースが少なくありません。
見積もりをもらう際は、何が含まれていて、何が追加費用になるのかを詳細に確認し、想定外に高い請求が来ないようにしましょう。
注意点2:香典を辞退すると自己負担額が増える可能性がある
家族葬では、参列者の負担を考慮して香典を辞退するケースが多く見られます。
しかし、香典をいただかない場合、葬儀にかかる費用はすべて遺族の自己負担となります。
香典は遺族の費用負担を軽減する役割も持っているため、香典を辞退するかどうかは、受け取ることで生じる香典返しの手間や費用と、自己負担額を天秤にかけて慎重に判断する必要があります。
注意点3:「安すぎる」葬儀プランに潜む落とし穴
インターネットなどで見かける「総額〇〇万円」といった極端に安い葬儀プランには注意が必要です。
これらのプランでは、お棺や骨壷が最低限の品質であったり、ご遺体の搬送回数に制限があったりと、実際には追加オプションをつけないと満足のいくお見送りができない場合があります。
結果的に追加費用が重なり、最終的には標準的なプランより高額になることも少なくありません。
生前のうちに内容をよく吟味することが大切です。
そもそも家族葬とは?一般葬との費用や内容の違いを解説
家族葬とは、ご家族やご親族、親しい友人など、故人と特に親しかった方々を中心に行う小規模なお葬式のことです。
参列者の範囲を限定する点以外、お通夜や告別式といった儀式の流れ自体は一般葬と大きく変わるわけではありません。
費用面での大きな違いは、参列者の人数が少ないため、飲食費や返礼品代といった変動費が抑えられる点にあります。
お葬式から49日法要などの儀式に対する考え方は、家族葬も一般葬も同様です。
家族葬の費用に関するよくある質問
ここでは、家族葬の費用に関して、葬式の準備を進める中で多くの方が疑問に思う点についてお答えします。
家族葬の費用は誰が支払うのが一般的ですか?
喪主が支払うのが一般的です。
故人が自身の葬儀費用として財産を残している場合は、そこから支払われることもあります。
兄弟姉妹などで分担する場合は、誰がいくら負担するのかを事前に話し合って決めておくと、後のトラブルを防げます。
お布施を渡さない、または少なくすることは可能ですか?
菩提寺がある場合、お布施を渡さなかったり、一方的に減額したりすることは難しいです。
関係性が悪化し、納骨を断られる可能性も考えられます。
お布施の金額に明確な決まりはありませんが、経済的な事情がある場合は事前に寺院側へ正直に相談するのが望ましい対応です。
最初にもらった見積もりから費用が高くなるケースはありますか?
あります。
見積書に火葬料金や宗教者へのお礼が含まれていなかったり、ご遺体の安置日数が想定より延びて追加料金が発生したりするケースです。
見積もりの内訳を詳細に確認し、総額以外に発生しうる費用の有無を事前に質問することが重要です。
まとめ
家族葬の費用は、参列者の人数、葬儀の形式、斎場の種類など、さまざまな要因によって変動します。
費用を考える際は、総額だけでなく、何にいくらかかるのかという内訳をしっかり理解することが重要です。
複数の葬儀社から見積もりを取り、サービス内容と費用を比較検討することで、予算内で納得のいくお見送りを実現できます。
本記事で解説したポイントを参考に、後悔のない家族葬の準備を進めてください。
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