家族葬の喪主挨拶 ー そのまま使える簡単な例文【タイミング別に解説】
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- 新着 更新日:2026.05.01
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家族葬の喪主挨拶 ー そのまま使える簡単な例文【タイミング別に解説】
家族葬の喪主の挨拶は、故人との最後の時間を共有する大切な場面です。
しかし、どのようなタイミングで何を話せば良いのか、不安に思う方も少なくありません。
この記事では、家族葬における喪主の挨拶について、そのまま使える簡単な例文をタイミング別に紹介します。
基本的な構成やマナーも解説するため、心のこもった挨拶の準備に役立ててください。
家族葬で喪主の挨拶は本当に必要?省略できるケースも解説
家族葬であっても、喪主の挨拶は原則として行うのが望ましいです。
故人に代わって参列者へ感謝を伝える大切な役割があります。
ただし、参列者が同居家族のみといったごく近しい間柄の場合、形式的な挨拶を省略し、より心のこもった言葉を交わす形にしても問題ありません。
親戚や故人の友人が参列している場合は、区切りとして簡潔な挨拶をするのが丁寧な対応です。
【タイミング別】そのまま使える家族葬の喪主挨拶の例文集
お葬式では、挨拶をするタイミングがいくつかあります。
いつ、どのような挨拶をすれば良いのか戸惑うことがないよう、ここでは葬式の流れに沿って具体的な挨拶の例文を紹介します。
各場面に合わせた挨拶の例を参考に、ご自身の言葉でアレンジして活用してください。
1.【通夜】参列者へのお礼と会食の案内を伝える挨拶
お通夜の最後に、弔問に訪れた方々へ向けて挨拶をします。
ここでは、参列への感謝と、この後に行われる通夜振る舞いへの案内を簡潔に伝えることが目的です。
長くなりすぎないよう、要点をまとめて話しましょう。
本日はご多忙のなか、亡き父〇〇のためにお集まりいただき、誠にありがとうございます。
生前の父に賜りましたご厚情に、心より御礼申し上げます。
ささやかではございますが、食事の席をご用意いたしました。
故人の思い出話などを伺いながら、ごゆっくりお過ごしいただければと存じます。
2.【告別式・出棺】故人への想いを伝える最後の挨拶
告別式が終わり、出棺する前に行う挨拶は、喪主にとって最も重要な場面です。
葬儀を締めくくる最後の挨拶として、参列者への感謝に加え、故人との思い出や人柄が伝わるエピソードを交えながら、自身の言葉で気持ちを伝えます。
遺族を代表いたしまして、皆様に一言ご挨拶申し上げます。
本日は、亡き母〇〇の告別式にご参列いただき、誠にありがとうございました。
母はいつも笑顔を絶やさず、家族の太陽のような存在でした。
皆様に見守られて旅立つことができ、故人も喜んでいることと存じます。
今後とも、残された私どもに変わらぬご厚情を賜りますようお願い申し上げます。
本日は誠にありがとうございました。
3.【精進落とし】会食の開始と終了を告げる挨拶
精進落としは、火葬後に行われる会食です。
開始時と終了時に、喪主が簡潔な挨拶をします。
開始の挨拶では参列への感謝を述べ、献杯の発声を行います。
締めの言葉では、改めて感謝を伝え、会食の終わりを告げます。
本日は、亡き父〇〇のために最後までお見送りいただき、誠にありがとうございました。
皆様のおかげで、滞りなく葬儀を終えることができました。
ささやかではございますが、お食事をご用意いたしましたので、おくつろぎください。
それでは、献杯のご唱和をお願いいたします。
献杯。
皆様、本日は長時間にわたり、誠にありがとうございました。
名残惜しいですが、これにてお開きとさせていただきます。
どうぞ、お気をつけてお帰りください。
本日は誠にありがとうございました。
自分らしい言葉で伝える!挨拶に盛り込むべき3つの基本要素
喪主の挨拶は、基本的な構成を押さえることで、より気持ちが伝わるものになります。
感謝の言葉、故人のエピソード、そして今後の支援のお願いという3つの要素を意識することで、ありきたりな内容ではなく、故人らしさと感謝が伝わる温かい挨拶になります。
要素①:参列いただいたことへの感謝の言葉
挨拶の冒頭では、まず参列者への感謝の気持ちを伝えます。
故人のために時間を作って駆けつけてくれたことに対して、「本日はご多忙のところ、お集まりいただき誠にありがとうございます」といった言葉で、ストレートにお礼を述べましょう。
これが、挨拶全体の丁寧な印象を決定づけます。
要素②:故人の生前の人柄が伝わるエピソード
挨拶の中に、故人の人柄が偲ばれるような短いエピソードを盛り込むと、より温かみのある言葉になります。
例えば、「花を育てることが好きで、庭にはいつも季節の花が咲いていました」といった具体的な話は、参列者も故人を思い出すきっかけとなり、会場の空気を和ませます。
要素③:残された家族への今後の支援をお願いする言葉
挨拶の結びとして、残された家族を今後も見守ってほしいという旨の言葉を加えます。
「今後とも、私ども家族に変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます」といった一言を添えることで、今後の関係性を円滑にする役割も果たします。
感謝の気持ちとともに、未来に向けたメッセージを伝えましょう。
家族葬の挨拶で押さえておきたいマナーと注意点
家族葬の挨拶では、故人を偲び、参列者に感謝を伝える気持ちが最も大切ですが、守るべきマナーも存在します。
挨拶の長さや話し方、避けるべき言葉など、基本的な注意点を押さえておくことで、失礼のないように振る舞うことができます。
ポイント1:挨拶の長さは1〜3分を目安に簡潔にまとめる
挨拶の長さは、長すぎず短すぎない1〜3分程度が適切です。
文字数に換算すると300〜900字程度が目安となります。
特に告別式の挨拶では、故人への想いから長くなりがちですが、参列者の負担も考慮し、要点をまとめて簡潔に話すことを心がけましょう。
ポイント2:メモや手紙を読みながら話しても失礼にはあたらない
大切な家族を亡くした直後で、精神的に落ち着かない中で挨拶をするのは大変なことです。
そのため、事前に用意したメモや手紙を読みながら挨拶をしても、まったく失礼にはあたりません。
無理に暗記しようとせず、心を込めて丁寧に言葉を伝えることが最も重要です。
ポイント3:使用を避けたい「忌み言葉」や「重ね言葉」の具体例
葬儀の場では、不幸が続くことを連想させる「忌み言葉」や「重ね言葉」の使用は避けるのがマナーです。
「重ね重ね」「たびたび」といった重ね言葉や、「死亡」「急死」といった直接的な表現は、「ご逝去」「突然のこと」などに言い換えましょう。
事前に原稿を作成し、不適切な言葉が含まれていないか確認しておくと安心です。
【相手別】僧侶や葬儀スタッフへの挨拶はどうする?
葬儀でお世話になった僧侶や葬儀社のスタッフ、受付など手伝いをしてくれた方への挨拶も忘れないようにしましょう。
僧侶へは、お布施をお渡しする際などに「本日は心のこもったお勤め、誠にありがとうございました」と直接お礼を伝えます。
葬儀スタッフや手伝ってくれた方々へは、葬儀が落ち着いたタイミングで「おかげさまで滞りなく式を終えることができました」と感謝の言葉を伝えましょう。
家族葬の喪主挨拶に関するよくある質問
ここでは、家族葬の喪主挨拶に関して、多くの方が疑問に思う点について回答します。
挨拶は短い言葉で簡単に済ませても問題ありませんか?
はい、問題ありません。
特に家族葬では、参列者との関係性が近いため、心のこもった短い言葉で感謝を伝える挨拶でも十分です。
形式にこだわりすぎず、自分の言葉で「ありがとう」の気持ちを伝えることが最も大切です。
喪主が妻や娘の場合、挨拶で気をつけることはありますか?
喪主が妻や娘であっても、挨拶の内容やマナーに特別な違いはありません。
挨拶の冒頭で「故人の妻の〇〇です」のように、故人との続柄を伝えれば問題なく、性別によって挨拶を変える必要はありません。
無理をせず、ご自身の言葉で感謝を伝えましょう。
参列者が家族のみの場合でも、かしこまった挨拶は必要ですか?
必ずしもかしこまった挨拶は必要ありません。
参列者がごく近しい家族や親族のみであれば、形式的な挨拶を省略しても構いません。
例えば、夫や孫といった立場から、故人への感謝を普段の言葉で伝えるなど、温かい雰囲気で故人を偲ぶ形が望ましいです。
まとめ
家族葬における喪主の挨拶は、故人に代わって参列者へ感謝を伝えるための重要な役割を担います。
最も大切なのは、形式にとらわれすぎず、自分の言葉で故人を偲び、感謝の気持ちを伝えることです。
この記事で紹介したタイミング別の例文やマナーを参考に、事前に準備しておくことで、当日は落ち着いて挨拶に臨むことができます。
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