戒名とは?ランク別の値段相場や宗派ごとの付け方、意味を解説
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- 新着 更新日:2026.02.25
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戒名とは?ランク別の値段相場や宗派ごとの付け方、意味を解説

「戒名って何だろう?」お葬式や葬儀の準備を進める中で、初めてその言葉を意識する方も少なくありません。
戒名は、故人が仏の世界で授かる新しい名前のことであり、仏式の葬儀において非常に重要な意味を持ちます。
しかし、そのランクや値段相場、宗派ごとの付け方の違いなど、分かりにくい点が多いのも事実です。
この記事では、戒名はなぜ必要なのかという基本的な意味から、具体的な構成や費用、知っておきたいマナーまで、網羅的に解説します。
そもそも戒名とは?故人が仏の世界へ旅立つための名前
戒名とは、仏門に入った証として授けられる名前であり、亡くなった後、故人が仏の弟子として極楽浄土へ迷わず旅立つために与えられます。
生前の名前を「俗名(ぞくみょう)」と呼ぶのに対し、戒名は仏の世界における新しい名前と位置づけられます。
この名前を授かることで、故人は現世のしがらみから解放され、安らかに成仏できると考えられています。
そのため、日本の多くの仏式の葬儀では、戒名を授かることが慣習となっています。
戒名が持つ本来の意味と授かる目的
戒名の「戒」は、仏教徒が守るべき行動規範である「戒律」を意味します。
つまり戒名を授かることは、仏様の弟子となり戒律を守ることを誓った証となります。
戒名の読み方は「かいみょう」です。
本来、戒名は生前に出家した際に授かるものでしたが、現代では亡くなった後に葬儀の一環として授かるのが一般的です。
戒名を付ける目的は、故人が仏の世界の一員として認められ、迷うことなく極楽浄土へと導かれることにあります。
故人が安らかな眠りにつくための、大切な贈りものとしての意味合いが強いのです。
なぜ日本の葬儀で戒名が必要とされるのか
日本の葬儀で戒名が必要とされる背景には、仏教の教えと社会的な制度が深く関わっています。
仏教では、故人が成仏するために戒名を授かることが重要と考えられてきました。
また、江戸時代に確立された檀家制度により、人々はいずれかのお寺に所属し、葬儀や供養をそのお寺に任せるのが一般的となりました。
この制度の中で、お寺から戒名を授かり、その名前で位牌やお墓に祀られるという慣習が日本全国に定着したのです。
こうした歴史的背景から、現在でも菩提寺がある場合には、そのお寺から戒名を授かる必要性が生じます。
4つの要素でわかる戒名の基本的な構成
戒名は単一の言葉ではなく、一般的に「院号」「道号」「戒名」「位号」という4つの要素から構成されています。
これらすべての要素が付くとは限らず、ランクや宗派によって構成や文字数に違いが見られます。
一般的に、戒名で最も基本となるのは「戒名」と「位号」の2つの部分です。
院号や道号が付くことで、より格式高い戒名となり、文字の数も増えていきます。
それぞれの要素が持つ意味を理解することで、戒名への理解が深まります。
寺院や社会への貢献度を示す「院号(いんごう)」
院号は、戒名全体の中で最も格式が高い部分とされ、戒名の先頭に付けられます。
もともとは、天皇や上皇が出家した際に使われたり、寺院を建立するほど多大な貢献をした人にだけ与えられたりした特別な称号でした。
そのため「〇〇院」や、さらに格上の「〇〇院殿」といった形で表現されます。
現代においては、寺院の護持や発展に大きく貢献した人や、社会的に高い功績を残した人に授けられることが多く、信仰の深さや生前の徳を示すものとされています。
院号に院の字が含まれるのは、その由来を反映しています。
故人の人柄や性格を表す「道号(どうごう)」
道号は、故人の人柄や性格、趣味、仕事、あるいは住んでいた場所などを表す役割を持つ号です。もともとは禅宗で悟りを開いた僧侶に与えられる名前でしたが、現在では広く一般の人にも付けられます。例えば、穏やかな人柄を表す「穏」や「和」、優しい心を持つことを示す「優」、美しいものを愛したことを示す「美」、真面目な性格を表す「眞」などが用いられることがあります。
この道号によって、故人がどのような人物であったかを偲ぶことができます。読み方は「どうごう」です。浄土宗では、道号の代わりに誉号(よごう)が用いられる場合があります。
仏弟子になった証となる「戒名(かいみょう)」
一般的に「戒名」という言葉は、院号から位号までを含めた全体の名前を指しますが、厳密にはこの2文字の部分を指します。
ここは仏様の弟子になった証として授けられる、戒名の中心となる部分です。
多くの場合、故人の生前の名前である俗名から一文字を取り、もう一文字は仏様や経典、あるいはその人の徳を表す文字を組み合わせて作られます。
これにより、生前の故人とのつながりを残しつつ、仏の世界での新しい名前として生まれ変わることを意味しています。
この部分が、故人固有の仏名となります。
性別や年齢、社会的地位を示す「位号(いごう)」
位号は、戒名の最も下に付けられる部分で、故人の性別、年齢、信仰の深さ、社会的地位などを示す称号です。
一般的に「戒名のランク」として認識されているのは、この位号の違いによるものです。
例えば、成人男性なら「信士」や「居士」、成人女性なら「信女」や「大姉」が代表的です。
また、子どもには「童子・童女」などが使われます。
授かった戒名は位牌やお墓に刻まれ、故人の最終的な呼称として後世に残ります。
この位号によって、お布施の金額も変動するのが一般的です。
戒名のランク(位階)一覧とそれぞれの意味
戒名には、故人の信仰の深さや社会的な貢献度を示す「ランク(位階)」が存在します。
これは主に戒名の末尾に付けられる「位号」によって区別され、ランクが高くなるほど戒名料(お布施)の目安も上がります。
どのようなランクがあり、それぞれにどのような意味が込められているのかを理解しておくことは、菩提寺と相談する際や、お布施を準備する上で役立ちます。
ここでは、代表的な戒名のランクを順に解説します。
一般的な信徒に授けられる「信士・信女」
「信士」と「信女」は、最も広く一般的に授けられる位号です。
仏教の教えに帰依し、仏弟子となった男女に与えられるもので、成人していることが条件となります。
読み方は、男性が「しんし」、女性が「しんにょ」です。
このランクは、生前に特別に篤い信仰活動をしていなかった場合でも、仏式の葬儀を行う際に授かることができます。
日蓮宗などでは、女性の位号の戒名部分に「妙」の字を付けることもあります。
お布施の相場も他のランクに比べて抑えられる傾向にあります。
生前の信仰心が篤い方に贈られる「居士・大姉」
「居士」と「大姉」は、「信士・信女」よりも上位のランクに位置づけられる位号です。
生前から仏教への信仰心が篤く、お寺の活動を熱心に支援したり、社会的に貢献したりした方に授けられます。
本来、「居士」とは出家せずに在家のまま仏道修行に励む男性を指す言葉であり、人格的にも優れた人物であったことを示します。
同様に、女性には「大姉」が用いられます。
このランクの戒名を希望する場合は、相応のお布施が必要となることが一般的です。
最も格式が高いとされる「院号」が付く戒名
戒名の中で最も格式が高いとされるのが「院号」を冠する戒名です。
本来は寺院の建立や、社会に対して極めて大きな貢献をした人にのみ与えられる特別な称号でした。
そのため、お布施の額も最も高くなります。
現代では、寺院への多大な貢献があった檀家や、社会的地位の高い人、例えば政治家や企業の創業者、有名人などに授けられるケースが多く見られます。
院号が付く戒名は、その家系の誉れともなり、代々受け継がれるお墓や位牌にその名が刻まれます。
子どもや水子に付けられる特別な位号
成人せずに亡くなった子どもには、年齢に応じた特別な位号が付けられます。
これは、大人とは区別し、その純真な魂が安らかに仏の世界へ導かれるようにとの願いが込められているためです。
例えば、死産や乳児期に亡くなった場合は「水子」、幼児期には「嬰児・嬰女」や「孩児・孩女」、15歳くらいまでの子どもには「童子・童女」などが用いられます。
戒名に年齢を示す数字が入る宗派もあります。
【ランク別】戒名料(お布施)の具体的な値段相場
戒名を授かる際には、寺院に対して感謝の気持ちとして「お布施」を渡します。
これは戒名の対価としての「料金」や「値段」ではなく、あくまでご本尊へのお供えという位置づけです。
しかし、実際には戒名のランクに応じてお布施の目安となる金額が存在します。
この相場は寺院や地域によって異なりますが、一般的な目安を知っておくことで、予期せぬ出費に戸惑うことを避けられます。
ここでは、代表的なランク別のお布施の相場を紹介します。
信士・信女の相場:10万円~50万円
最も一般的な位号である「信士・信女」を授かる場合のお布施の相場は、10万円から50万円程度が目安とされています。
特に30万~50万円の範囲が中心的な価格帯となることが多いです。
ただし、これはあくまで目安であり、お寺との関係性や地域性によって大きく変動します。
都心部では高くなる傾向があり、地方では比較的抑えられることもあります。
中には5万円程度から相談に応じてくれる寺院もあるため、事前に確認することが大切です。
居士・大姉の相場:50万円~80万円
「信士・信女」より一つ上のランクである「居士・大姉」の場合、お布施の相場は50万円から80万円程度が一般的です。
生前の信仰の深さや寺院への貢献が考慮される位号であるため、お布施の額も高くなります。
60万前後をひとつの目安としている寺院も見られます。
このランクの戒名を希望する際には、相場を念頭に置いた上で、菩提寺の住職に相談するとよいでしょう。
寺院によっては、これ以上の金額になることもあります。
院号が付く戒名の相場:100万円以上が目安
最も格式の高い「院号」が付く戒名の場合、お布施の相場は100万円以上がひとつの目安となります。
これは最低ラインの金額と考えられることが多く、故人の社会的地位や寺院への貢献度によっては、数百万円くらいになるケースも少なくありません。
院号は本来、寺院を建立するほどの功績があった人に授けられた特別な称号であるため、お布施も特別なものとなります。
具体的な金額については、遺族の意向と寺院側の判断をすり合わせて決めることが一般的です。
戒名料を渡す際に知っておきたい作法
戒名料としてお布施を準備したら、次はそれをいつ、どのように渡すかという作法が重要になります。
感謝の気持ちを伝えるものですから、お坊さんに対して失礼のないよう、基本的なマナーを心得ておきましょう。
特に、不祝儀袋の選び方や表書きの書き方、そしてお布施を渡すタイミングと渡し方は、事前に確認しておくと当日慌てずに済みます。
ここでは、戒名料を渡す際の具体的な作法について解説します。
お布施を入れる不祝儀袋の選び方と表書き
お布施は、奉書紙に包むのが最も丁寧な方法ですが、市販の不祝儀袋を使用しても問題ありません。
その際は、白無地の封筒か、水引が付いていないタイプを選びます。
もし水引が付いているものを使う場合は、黒白または双銀の結び切りのものを使用しましょう。
表書きは、薄墨ではなく濃墨の筆や筆ペンを使い、上段中央に「御布施」と書くのが一般的です。
「戒名料」と書いても構いません。
下段には喪主の氏名をフルネームで、あるいは「〇〇家」と記載します。
裏面には、金額、住所、氏名を書くとより丁寧です。
僧侶にお布施を渡すのに適したタイミング
お布施を渡すタイミングに厳密な決まりはありませんが、一般的には葬儀や法要が始まる前の挨拶の際か、すべてが終了し僧侶が帰るタイミングで渡すことが多いです。
通夜や葬式のどちらかでお渡しすれば問題ありません。
渡す際は、直接手渡しするのは避け、袱紗から取り出し、切手盆と呼ばれる小さなお盆に乗せて差し出すのが最も丁寧な作法です。
切手盆がない場合は、たたんだ袱紗の上に乗せて渡しましょう。
その際、「本日はどうぞよろしくお願いいたします」や「本日は心のこもったお勤めをいただき、ありがとうございました」といった感謝の言葉を添えます。
宗派によって異なる戒名の呼び方と付け方のルール
戒名は仏教に共通する概念ですが、その呼び方や構成、付け方のルールは宗派によって特徴があります。
例えば、浄土真宗のように「戒名」という言葉自体を使わない宗派も存在します。
先祖代々のお墓がある菩提寺の宗派を確認し、その作法に従うことが非常に重要です。
もし宗派がわからない場合は、親族に確認したり、お墓のある寺院に問い合わせたりしましょう。
ここでは、主要な宗派ごとの戒名の違いについて解説します。
浄土真宗では「法名(ほうみょう)」と呼ぶ
浄土真宗では、戒名ではなく「法名(ほうみょう)」と呼びます。
浄土真宗の教えでは、阿弥陀仏を信じる者は皆等しく救われるとされるため、故人をランク付けするような位号は用いません。
また、仏の弟子になるための戒律も存在しないため、「戒名」とは言わないのです。
法名の構成は、帰依したことを示す「釈(しゃく)」の字(女性は「釈尼」)の後に、2文字の法名が続く形が基本です。
本来、法名は生前に「帰敬式(ききょうしき)」という儀式を受けて授かるものとされています。
日蓮宗では「法号(ほうごう)」と呼ぶ
日蓮宗では、戒名のことを「法号」と呼びます。
日蓮宗の信者であることを示すため、道号と法号の間に宗祖である日蓮聖人に由来する「日」の字を入れるのが大きな特徴です。
例えば「〇〇院日〇信士」という構成になります。
また、位号の上に、男性は「法」、女性は「妙」の字を付けることもあります。
これにより、法華経の教えに帰依した信者であることが示されます。
基本的な構成は他の宗派と似ていますが、この「日」の字の有無が日蓮宗の法号を見分けるポイントです。
真言宗・天台宗・浄土宗における付け方の特徴
真言宗では、戒名の上に梵字を入れることがあります。
これは大日如来の弟子であることを示すもので、胎蔵界大日如来を表す「ア」の字が記されるのが一般的です。
天台宗も同様に、戒名の上に大日如来を表す梵字を入れる場合があります。
一方、浄土宗では、「五重相伝」という特別な教えを授かった証として、戒名の位号の前に「誉」の号を付ける特徴があります。
この「誉」号が付いていると、生前に熱心な信仰生活を送ったことがわかります。
曹洞宗・臨済宗(禅宗)における付け方の特徴
曹洞宗や臨済宗といった禅宗系の宗派では、戒名の付け方に大きな特徴はありませんが、位牌やお墓を見ると、戒名の下に「新帰元」や「霊位」と記されていることがあります。
また、一部の寺院では、戒名の上に「〇〇禅定門」や「〇〇禅定尼」といった号を付けることもあります。
これは位号とは異なり、座禅の修行を積んで仏の道に入ったことを示す言葉です。
基本的な構成は他の宗派と共通している部分が多く見られます。
戒名は必ず必要?授からない場合の注意点
仏式の葬儀では重要とされる戒名ですが、必ず授からなければならないのでしょうか。
結論から言うと、戒名は必ずしも必要ではありません。
例えば、無宗教の形式で葬儀を行ったり、キリスト教や神道など他の宗教の儀式に則ったりする場合には、戒名を授かる習慣はありません。
しかし、先祖代々のお墓がある菩提寺に納骨を考えている場合など、仏式の供養を希望する際には注意が必要です。
安易に「戒名は必要ない」と判断すると、後々トラブルになる可能性があります。
戒名がなくても納骨できるのか
戒名がなくても納骨することは可能です。
ただし、それは納骨する場所によります。
例えば、宗教・宗派を問わない公営霊園や民間の霊園であれば、戒名がなくても問題なく納骨できます。
その場合、墓石には生前の名前である「俗名」を彫刻するのが一般的です。
一方で、お寺が管理・運営する寺院墓地の場合は、そのお寺の檀家であることが納骨の条件となります。
そのため、そのお寺の住職から戒名を授かることが必須となり、戒名がないと納骨を断られてしまうケースがほとんどです。
菩提寺がある場合に起こりうるトラブル
先祖代々のお墓がある菩提寺を持つ家の場合、戒名をめぐるトラブルには特に注意が必要です。
菩提寺があるにもかかわらず、そのお寺に相談せずに別の寺院で戒名を授かったり、費用を抑えるために戒名を付けずに済ませようとしたりすることは、重大なマナー違反、タブーと見なされます。
このような場合、菩提寺から納骨を拒否されたり、最悪の場合は檀家の関係を解消されたりする可能性も出てきます。
お寺との長年の信頼関係を損なわないためにも、葬儀や戒名に関する事柄は、必ず最初に菩提寺に相談することが不可欠です。
費用を抑えたい方向け|戒名を自分で付けることは可能?
戒名料の負担を考えて、自分で戒名を付けることはできないかと考える人もいるかもしれません。
菩提寺がある場合でも、自分で戒名を付けることは可能ですが、事前に菩提寺に相談し、了承を得ることがトラブルを避ける上で重要です。菩提寺によっては、自作の戒名を受け入れず、納骨を拒否するケースもあります。戒名は、僧侶が故人の人柄や信仰心などを考慮し、仏様の弟子としての名前を授けるという宗教的な儀式だからです。
もし菩提寺がない場合で、宗教不問の霊園などに納骨する際には、自分で考えた名前を墓石に刻むことは自由です。
ただし、それはあくまで故人を偲ぶための俗名に代わる名前であり、仏教上の正式な戒名とは異なります。
自分で付けた名前で納骨していいか、事前に霊園の規約などを確認しておくと安心です。
生前のうちに準備できる「生前戒名」の利点
戒名は亡くなった後に授かるのが一般的ですが、生きているうちに授かる「生前戒名」という選択肢もあります。
生前に戒名を授かることにはいくつかの利点があります。
まず、自分の意思を反映させた戒名を授かることができる点です。
住職と相談しながら、自分の人生や人柄にふさわしい文字を選んでもらうことができます。
また、残される家族の金銭的・精神的な負担を軽減できるという側面も大きいでしょう。
終活の一環として生前戒名を検討し、授戒の儀式を通じて仏教への理解を深めることは、心穏やかに残りの人生を過ごすことにもつながります。
戒名に関するよくある質問
ここまで戒名の意味や構成、費用などについて解説してきましたが、まだ細かい疑問点が残っているかもしれません。
例えば、戒名のランクは誰がどのように決めるのか、お布施の金額は交渉できるのか、といった具体的な点について知りたい方もいるでしょう。
ここでは、戒名に関して特によく寄せられる質問をいくつか取り上げ、簡潔に回答します。
これらのQ&Aを通じて、戒名を決めるプロセスへの理解をさらに深め、不安を解消していきましょう。
疑問点は事前に解決しておくことが、後々のトラブル防止にもつながります。
戒名とは、簡単に言うとどういう意味ですか?
戒名とは、仏様の弟子になった証として授かる、あの世での新しい名前です。
その由来は仏教の戒律を守ることを誓ったことを意味し、故人が迷わず極楽浄土へ行けるようにとの願いが込められています。
生前の名前(俗名)と区別され、位牌やお墓に刻まれることで、故人が仏の世界で安らかに過ごしていることを示します。
戒名料の相場はいくらくらいですか?
戒名料のお布施相場は、戒名のランクで大きく異なります。
一般的な「信士・信女」で10万~50万円、「居士・大姉」で50万~80万円、社会や寺院への貢献度が高い方に授けられる「院号」が付くと100万円以上が目安です。
ただし、これはあくまで目安であり、寺院や地域によって変動します。
戒名のランクはどのようにして決まるのですか?
戒名のランクは、故人の生前の信仰の深さ、お寺や社会への貢献度、社会的地位などを総合的に考慮して、菩提寺の住職が決定します。
遺族の希望が考慮されることもありますが、最終的な判断は僧侶に委ねられます。
どのランクがふさわしいかについては、率直に寺院と相談することが大切です。
まとめ
戒名は、故人が仏の世界で安らかに過ごすために授かる大切な名前です。
その構成は院号、道号、戒名、位号から成り、ランクや宗派によって付け方のルールが異なります。
戒名に使われる文字には、「海」や「清」、「庵」など自然や建造物を連想させるものも多く見られます。
先祖から続く菩提寺がある場合は、戒名に関するすべての事柄をまず住職に相談することが、トラブルを避ける上で最も重要です。
また、夫婦で一つの位牌に戒名を連ねることもあります。
日本において戒名の慣習は、故人を敬い、供養する文化と深く結びついています。
ちょっとした疑問やお悩みも多数
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