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初盆のお供え ― のしの書き方【表書き・水引・名前のマナーを解説】

お葬式の知識やマナー、宗派や喪主のこと、そして用語集など、
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葬儀では普段耳慣れない言葉が多く、
独自の作法や意味を持つものもあります
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わかりやすくご紹介します

お葬式・法要の知識・マナー

初盆のお供え ― のしの書き方【表書き・水引・名前のマナーを解説】

初盆のお供え ― のしの書き方【表書き・水引・名前のマナーを解説】

故人が亡くなってから初めて迎えるお盆は「初盆」または「新盆」と呼ばれ、特に手厚く供養する大切な法要です。
初盆の法要に招かれた際やお供え物を贈る際には、品物に「のし」をかけるのがマナーです。
しかし、表書きや水引には細かい決まりがあり、間違えると失礼にあたる可能性があります。

この記事では、初盆のお供えに使うのしの正しい書き方やマナーについて、分かりやすく解説します。

 

はじめに:初盆のお供えで使うのは「のし」ではなく「掛け紙」

初盆のお供え物にかける紙を一般的に「のし」や「のし紙」と呼びますが、厳密には弔事で使うものは「掛け紙」と呼びます。
本来「のし」とは、慶事の贈り物に添えられる飾りのことを指し、お祝い事でのみ使用されるものです。
弔事である初盆のお供えでは、この「のし」がない、水引だけが印刷された「掛け紙」を用いるのが正式なマナーです。

しかし、現在では弔事用の掛け紙も広く「のし紙」と呼ばれているため、この記事でも分かりやすさを優先し、「のし」という表現を一部で使用します。

 

弔事における「のし」と「掛け紙」の使い分けを理解しよう

「のし(熨斗)」とは、祝儀袋や贈答品の右肩についている飾りのことです。
これは、長寿や繁栄の象徴であるアワビを薄く伸ばして干した「熨斗鮑(のしあわび)」が由来とされています。
慶事では、この「のし」と水引が印刷された紙を「のし紙」として使用します。

一方、お悔やみ事である弔事では、殺生を連想させる「のし」は使いません。
そのため、初盆などのお供え物には、「のし」がなく水引だけが印刷された「掛け紙」を使用するのが正しい作法です。
この違いを理解し、場面に応じて正しく使い分けることが重要です。

 

初盆のお供えに使う掛け紙の正しい書き方

初盆のお供えに用いる掛け紙は、「表書き」「名前」「水引」の3つの要素で構成されています。
それぞれの書き方には故人や遺族への配慮を示すためのマナーが存在します。

表書きには「御供」などの適切な言葉を選び、水引の下には贈り主の名前をフルネームで記します。
ここでは、それぞれの要素について、具体的な書き方の見本を示しながら、誰が書いても間違いのないよう基本のルールを詳しく解説していきます。

 

表書きの選び方:「御供」や「新盆御見舞」を使い分ける

掛け紙の上段中央に書く言葉を「表書き」と呼びます。
初盆のお供えで最も一般的に使われる表書きは、宗教・宗派を問わず使用できる「御供」または「御供物」です。
これらは初盆に限らず、すべての法要で使えるため、迷った場合に選ぶとよいでしょう。

また、初盆であることを明確に示したい場合は「新盆御見舞」や「初盆御見舞」という表書きも適しています。
これらの言葉は、故人が初めて迎えるお盆に際して、遺族へのお見舞いの気持ちを表すものです。

 

名前の書き方:贈り主の氏名をフルネームで明確に記す

水引を挟んで下段の中央部分には、贈り主の名前を記載します。
このとき、上段の表書きよりも少し小さめの文字で書くのがバランスよく見せるコツです。
名前は姓だけでも間違いではありませんが、遺族が誰からのお供えかすぐに分かるように、フルネームで書くのがより丁寧な印象を与えます。

会社として贈る場合は、中央に会社名を書き、その右側に代表者の氏名を記載します。
誰からの贈り物か明確に伝わるように、楷書で丁寧に書きましょう。

 

連名で贈る場合の名前の書き方【夫婦・家族・会社別】

複数人でお供えを贈る場合は、名前の書き方に決まりがあります。
夫婦で贈る際は、中央に夫のフルネームを書き、その左側に妻の名前のみを記載します。
3名までの連名の場合は、役職や年齢が上の人を一番右に書き、左へ順に名前を並べます。

序列がない場合は五十音順で書くとよいでしょう。
4名以上になる場合は、代表者の名前を中央に書き、その左下に「他一同」と添えます。
そして、全員の氏名を書いた紙を別途用意し、お供えの品物の中に入れるか、香典袋に同封するのがマナーです。

 

水引の種類と色:白黒または黄白の「結び切り」が基本

初盆のお供えに使う水引は、「二度と繰り返さない」という意味を持つ「結び切り」または「あわじ結び」を選びます。
蝶結びは何度も結び直せることから、お祝い事には使われますが、弔事では使用しません。
水引の色は、全国的に「黒白」が一般的です。

ただし、関西地方や北陸の一部地域では「黄白」の水引が用いられることもあります。
地域の慣習が分からない場合は、黒白の水引を選んでおけば失礼にあたることはありません。
心配な場合は、事前に親族や地域の事情に詳しい方に確認しておくと安心です。

 

筆記具と墨の色:四十九日後の初盆では濃墨の筆ペンを使う

表書きや名前を書く際には、毛筆や筆ペンを使用するのが正式なマナーです。
ボールペンや万年筆の使用は避けましょう。
墨の色については、お通夜や葬儀の香典で使われる「薄墨」は使用しません。

薄墨は「悲しみの涙で墨が薄まった」「急なことで墨をする時間がなかった」という意味合いで使われるものです。
四十九日法要を終えた後の弔事では、通常の「濃墨」を用いるのが一般的です。
初盆は四十九日を過ぎてから迎えるため、濃い黒の筆ペンや毛筆で、楷書体ではっきりと丁寧に書きましょう。

 

持参か配送かで決まる「内のし」と「外のし」の適切な選び方

掛け紙には、品物に直接かけてから包装する「内のし」と、包装紙の上からかける「外のし」の2種類があります。
どちらを選ぶべきかは、お供え物を渡すシチュエーションによって異なります。
法要に直接持参する時と、郵送や宅配便で送るときは、それぞれに適した掛け方があります。

遺族への配慮や贈り物の体裁を保つためにも、この使い分けを理解しておくことが大切です。

 

法要に持参する際は「外のし」で誰からか分かりやすく

初盆の法要に直接お供え物を持参する時は、「外のし」にするのが一般的です。
外のしは、品物を包装紙で包んだ上から掛け紙をかけるスタイルのため、誰からの贈り物かが一目でわかります。
法要の受付で品物を渡す際に、施主や係の方が贈り主をすぐに確認できるという利点があります。

多くの人が集まる法要では、遺族が贈り物を整理しやすくなるため、外のしで渡すのが親切な対応と言えます。

 

郵送する場合は掛け紙が汚れない「内のし」がおすすめ

法要に参列できず、お供え物を郵送や宅配便で送るときは、「内のし」が適しています。
内のしは、品物の箱に直接掛け紙をかけ、その上から包装紙で包む方法です。
この方法を選ぶことで、配送の過程で掛け紙が破れたり、汚れたりするのを防げます。

贈り主の気持ちが込められた掛け紙を綺麗な状態で相手に届けるための配慮として、配送の場合は内のしを選ぶのがおすすめです。

 

相手に失礼がないように宗教・宗派別のマナーも確認

初盆という習慣は、仏教の考え方に基づいた行事です。
しかし、お供えを贈る相手が異なる宗教や宗派である可能性も考慮する必要があります。
故人や遺族の信仰に配慮し、失礼のないように対応するためには、宗教ごとのマナーの違いを理解しておくことが大切です。

特に、神道やキリスト教の場合の表書きや、掛け紙の絵柄については、仏教とは異なるため注意が必要です。
お盆の時期に贈り物をすること自体は問題ありませんが、相手の宗教に合わせた配慮が求められます。

 

神道やキリスト教におけるお供えの表書き

神道の場合、故人は家の守り神になると考えられているため、仏教用語である「御仏前」や「供養」は使用しません。
神道でお供えをする際の表書きは、「御玉串料」や「御神前」が一般的です。

一方、キリスト教にはお盆やお供えという文化はありませんが、弔意を示すために品物を贈ることはあります。
その場合の表書きは「御花料」とすることが多いです。
掛け紙はかけないか、無地の短冊を用いるのが通例です。

 

仏教以外では蓮(はす)の絵柄が入った掛け紙を避ける

仏式の法要で使われる不祝儀袋や掛け紙には、蓮の花がデザインされているものがあります。
蓮は仏教において、極楽浄土に咲く花とされており、神聖なシンボルです。
そのため、蓮の絵柄が入った掛け紙は仏教専用のものと考えましょう。

神道やキリスト教など、仏教以外の宗教を信仰している方へのお供えには、蓮の絵柄が入ったものは避けるのがマナーです。
宗教が不明な場合は、水引だけが印刷された無地の掛け紙を選んでおけば間違いありません。

 

書き方とあわせて知りたい!お供え物の金額相場と選び方のポイント

お供えの掛け紙の書き方を理解したら、次に気になるのがお供え物そのものの内容や金額相場です。
遺族に負担を感じさせず、かつ弔意が伝わる適切な品物を選ぶことが大切です。
金額は故人との関係性によって異なり、また、選ぶ品物にもふさわしいものと避けるべきものがあります。

ここでは、お供え物を選ぶ際に役立つ金額の目安と、品物選びの具体的なポイントを解説します。

 

故人との関係性で見るお供え物の金額相場

お供え物の金額相場は、故人との関係の深さによって変動します。
一般的に、親や兄弟姉妹の場合は10,000円から30,000円、祖父母やその他の親戚は5,000円から10,000円程度が目安です。
友人や知人、会社関係者であれば3,000円から5,000円程度が相場とされています。

法要後の会食に参加する場合は、食事代を考慮して相場よりも少し多めの金額の品物を用意するか、別途「御仏前」として現金を包むのが丁寧な対応です。

 

初盆のお供えにふさわしい品物と避けるべき品物

お供え物には、後に残らない「消えもの」を選ぶのが一般的です。
具体的には、日持ちのする個包装のお菓子、季節の果物、そうめんや乾麺などが定番です。
故人が生前好きだった品物を選ぶのも喜ばれるでしょう。

一方で、避けるべき品物もあります。
肉や魚などの生ものは殺生を連想させるためタブーとされています。
また、香りの強すぎるものや、お祝い事を連想させる昆布や鰹節なども避けるのがマナーです。
遺族が扱いやすいように、常温で保存できるものを選ぶ配慮も大切です。

 

初盆のお供えのしに関するよくある質問

ここでは、初盆のお供えやのしに関して、特に多く寄せられる質問について解説します。
渡すタイミングや掛け紙の購入場所、法要に参列できない場合の対応など、具体的な疑問にQ&A形式で答えていきます。

初めて初盆のお盆を迎える方や、マナーに不安がある方は、ぜひ参考にしてください。

 

Q. 初盆のお供えは、いつのタイミングで渡すのが良いですか?

法要に持参する際は、会場に到着後、施主(遺族の代表者)に挨拶をする際に直接手渡すか、受付が設けられている場合は受付で渡すのがマナーです。故人の仏壇に直接お供えするのは避けましょう。「御仏前にお供えください」と一言添えて渡すとよいでしょう。

香典を郵送する場合は、現金書留を利用し、一般的には葬儀後1週間以内、または四十九日法要に間に合うように手配することが推奨されています。

 

Q. お供えに使う掛け紙(のし紙)はどこで購入できますか?

お供え用の掛け紙(のし紙)は、文房具店、デパート、スーパー、100円ショップ、コンビニエンスストアなどで購入可能です。
また、お供え物を購入した店舗でサービスとして掛けてもらえることも多いです。
その際は「初盆のお供えです」と伝えれば、適切なものを用意してくれるでしょう。

 

Q. 法要に参列できない場合、お供えはどのように送ればよいですか?

法要に参列できない場合は、お供えの品物を郵送するか、現金書留で「御供物料」として送るのが一般的です。
品物を送るときは、お盆の期間中に届くように手配し、掛け紙が汚れないよう「内のし」で贈ります。

その際、参列できないお詫びと故人を偲ぶ気持ちを記した手紙を添えると、より丁寧です。

 

まとめ

初盆のお供えに用いる掛け紙には、表書きや水引、名前の書き方など守るべきマナーがいくつか存在します。
弔事では「のし」のない「掛け紙」を使い、水引は「結び切り」、墨の色は「濃墨」で書くのが基本です。
また、持参する場合は「外のし」、郵送する際は「内のし」と使い分ける配慮も求められます。

こうしたマナーはお盆という大切な機会に、故人を偲び、遺族に寄り添う気持ちを正しく伝えるために重要です。

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