喪服について
大切な人をお見送りする儀式では、
きものをお召しいただき、
故人さまへの感謝の気持ちをきちんとお伝えください
喪服を着るということ
喪服とは、遺族が「喪に服している」ことを意味する装いです。ご親族や生前故人さまと特に親しかった方、故人さまが目上の関係にあった方は「正式喪服」を着用するのが本来のかたちです。
大切な故人さまに哀悼の意を表し、会葬された方々に感謝の意を表していただくために、それにふさわしい装いをすることが必要なのではないでしょうか。
葬儀は大切なご家族、ご親族をお見送る最期の時間です。できるだけ多くの方に、正式な装いで、きちんとお別れをしていただくことこそが、残されたご家族やご親族の為になるのではないでしょうか。
喪服の装いに準備するもの
※写真はイメージです
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きもの
染め抜き日向紋を五つ付けた黒無地のきもの。弔事の第一礼装です。
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帯
黒地の織りなごや帯。
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長襦袢
きものの下に着るもの。きものの衿・袖口・裾などの汚れを防ぐもの(半衿付き)。
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帯締
結んだ帯を抑えるための装飾性のひも。
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帯揚げ
帯を結ぶ時に帯枕を包んで前で締める装飾性のあるスカーフのようなもの。
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伊達締2本
きものの上に締めるもので、衿元がはだけるのを防ぎ、帯の下をすっきりさせるもの。
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帯枕
帯の形を整えて、背中に固定するためのもの。
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コーリンベルト
きものの上前と下前をとめ、衿の崩れを防止するために付けるもの。
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腰紐5本
長襦袢やきものをおさえる時に使うもの。
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衿芯
衿元が崩れないよう、衿の中に入れるもの。
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帯板
帯のシワを防ぐために帯の内側に入れるもの。
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バッグ
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タオル3枚
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草履
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肌襦袢
直接肌につける下着。
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裾除け
直接下半身につける下着。長襦袢やきものの汚れを防ぎ、すべりをよくするもの。
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足袋
慶弔等の行事ごとの際に用いられる白足袋。
喪服のよくあるご質問
ここでは喪服に関するご質問にお答えいたします。
その他お葬式に関する疑問がございましたらイオンライフサポートセンターまでお気軽にお問い合わせください。
ご質問の一例
- 喪服とはなんですか?
- 喪服とは、遺族が「喪に服している」ことを意味する装いです。
ご親族や生前故人さまと特に親しかった方、故人さまが目上の関係に合った方は「正式喪服」を着用するのが本来の形です。 - 和装になる際に用意するものがいるの?下着などはどうすればいいの?
- 「きもの・帯・長襦袢・帯締・帯揚・草履・バッグ・肌襦袢・裾よけ・足袋」と着付小物として「腰紐5本・伊達締2本・衿芯・帯枕・帯板・コーリンベルト・補正用タオル2〜3枚 」をご用意ください。
- お通夜と告別式、両日和装にすべきなの?
- 大切な方との最後のお別れの儀式ですので、ご親族さまにおかれましては、やはり両日とも正式喪服をお召しいただいたほうがよろしいと存じます。
- メイクはどのくらいの程度(派手さ)が許されるの?
- 普段、派手なメイクを好んでいる人は、カラートーンを抑えて、全体を合わせるようにしておきましょう。派手にならないことを念頭にさえ置いておけば問題ありません。
- 母と家紋が違ってしまうのはおかしいことなの?
- 女性の場合は、地域にもよりますが、結婚前には実家の家紋を入れ、結婚後には嫁ぎ先の家紋を入れるのが普通です。ですので、母親とその娘の家紋が違っていることはよくあることです。
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