お葬式の点数
満足度
80点
担当者の点数
満足度
100点
亡くなってから葬儀までに4日間あり、安置場所に空きがなく、当初別のホールだったところ、翌日に式を行うホールに移してもらえたおかげで自宅から近く、毎日会いに行けて本当に良かった。また、義母や友人の時の記憶では、冷蔵庫のような引き出し式の遺体保管庫に寝かされて待っていた記憶があるが、今回は部屋の中で普通に寝かされており、まさか当日までと信じられず、安置された部屋がずっと自分たちだけで当日まで使えると思わなくて、友人たちが焼香に来てくれたが、応接室を使えることも夢にも思わなくて、後になって茶の接待もできるよう、毎日お湯を沸かしておいて下さったことを知り、利用できずに残念なことをした。申し込んでからの詳細打ち合わせの担当者さんは、何も知識の無い私達に対して、上からでも下からでもない好ましい態度で進めて下さった。今は、丁寧過ぎて必要以上にへりくだったり、そのくらい知らないのかという気持ちがなんとなく透けて見えることがしばしばあるのに、客の気持ちのままに添いながらまとめられるということは、どれだけ貴重な存在か。ご自身の葬儀体験も話して下さりながら、うっすらお身内に対しての思いやりを感じて取れた。喪主として、式の終わりの挨拶をどうすればよいか考える中で、様々なことが交錯して涙も出ない自分を責めながらの式中に、泣くも泣かぬもそんなことより今日の式に駆けつけてくれた方たちが、母の遺した財産なのだと気づき、そのままにお礼をしたのが挨拶となった。偽りのない気持ちは、落ち着いた心から出現したと思う。悔いのない葬儀となって良かった。
